Ｊ１浦和ｖｓ鹿島（埼玉）

Ｊリーグ・ディビジョン１　第３３節
２００７年１１月２４日（土）１４：００キックオフ
埼玉スタジアム２００２
浦和レッズ　０－１　鹿島アントラーズ

きれいな秋晴れの中、いつものようにスタジアムまでの道を歩いて行く。前節Ｇ大阪が引分けたため、今日２位鹿島との直接対決で勝てば優勝が決まる。しかもホーム最終戦。ＮＨＫ生中継。あまりに揃いすぎた条件の中で、誰が鹿島を倒して優勝することに疑いを持つだろうか？そんなヤツは、鹿島サポーターでない限り皆無に違いない。ただ我々往年のサポーターは試合前、ほんの冗談のつもりでこんな会話を交わしたりはする。「昔は、こういう大一番で勝てなかったよなあ」なんてね。

試合終了のホイッスルが響いた瞬間、つまらないコントのオチのように、６万人の観衆が一斉にコケた。ズルッ！そして、あまりに面白くて笑ってしまった。ウウム、ここで負けるとは、さすが浦和レッズ。そうだ、これこそ我々が愛し続けた浦和レッズの本当の姿なのだ。選手達は、ここぞという大一番で「はずす」ことを忘れていなかった。忘れていたのは、我々サポーターの方だった。参りましたわ。

さ、切り替えて最終節で横浜ＦＣに勝とう！あ、でも来週は駒場でなでしこリーグ観戦だった。こっちも優勝争いに絡む大切なゲームが続くのだ。