明治安田生命Jリーグ・ディビジョン1 第21節
2018年8月11日(土)19:00キックオフ
ベストアメニティ・スタジアム(DAZN)
サガン鳥栖 1 - 0 浦和レッズ
ゴールを決めるのがFWの仕事である。ただ、FWだけでゴールは決まらない。そこまでの道のりは結構長い。いつの間にか鳥栖のツートップは、フェルナンド・トーレスと金崎夢生になっているではないか。個の能力で言ったら、Jリーグ屈指であることは間違いないだろう。そこへの道のりを示すことができるか?それが即ち、降格圏に沈むチームを救う道標となる。
興梠
ファブリシオ 武藤
宇賀神 橋岡
青木 柏木
槙野 マウリシオ 岩波
西川
ここ数試合まったく変わらないスタメンに、オリヴェイラ監督の手応えを感じることができる。後半の選手交代も然り。阿部ちゃん、森脇、李を送りこんで、チームの活性化を図るとともに、しっかりとゲームをコントロールさせる。その狙いは非常に的確である。今日も試合は浦和のものだった。ただ今日の結果は鳥栖のものだった。
興梠
ファブリシオ 武藤
宇賀神 森脇
阿部 柏木
槙野 マウリシオ 岩波
西川
浦和の同点ゴールが幻となった後、これまた電撃復帰を果たした3人目のFW豊田陽平がピッチに立つ。これでスタジアムの空気は、完全に鳥栖のものとなった。フィッカデンティ監督は、こういう采配もするのか。高橋秀人のゴールと言い、テクニカル面をメンタル面が押さえつけたような試合だった。こういう試合を御膳立てする浦和というのは、やはり昔から変わっていないなあと思う。