football smile

the days turn into months and years

No.0

2018-03-21 | music

BUCK-TICK
14 MAR 2018
iTunes
http://www.buck-tick.com/


デビュー30周年を不動のメンバーで迎え、新たな境地を切り開く21枚目のオリジナルアルバム!

という普通のコピーが添えられているけど、先行シングルがおよそシングルらしからぬ重厚な「BABEL」という曲を持ってきたあたり、やはり並々ならぬ意気込みを感じてしまう。もはやこの境地に立つバンドはいないだろうという自負も伺える。ここ数作続いていたと思われる新たな挑戦は、シングルとしては際立っていたけど、アルバムとしてはどうなのかなあと思っていたが、ようやく納得できるところへ到達したようだ。いつも通りのBACK-TICKじゃないかと思うのと同時に、いつもと違うBACK-TICKじゃないかとも思う。非常に複雑で奥が深いのである。これはすごいことになっている。

シングルがシングルらしくなかったので、聴きやすい曲はあるのかなと心配していたが、ちゃんとかっこいい曲もありました。至高のメロディは健在。というわけで、相変わらずな今井寿の「GUSTAVE」と「ゲルニカの夜」にぶっ飛んだけど、星野英彦の「Ophelia」にいちばんグッときた。前作もそうだったけど、ヒデ良い仕事してます。

コメント
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