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the days turn into months and years

にっぽん・海風魚旅(2)くじら雲追跡編

2018-02-01 | book

椎名誠
10 FEB 2007
講談社文庫
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「こういう時代にあてのない旅というのは、いいようでいて結構気になるところがある。あてがないといっても、一応これは最初から終わりまで取材の旅である。まったくなんのあてもないわけではなく、旅ゆけば何かがあるだろう、と思って進んでいくわけだから、その「何か」を常にどこかで探している。具体的にはクルマの窓から次々に展開していく知らない町の何か変わった風景を探しているのである。だから移動中にのんびり居眠りという訳にもいかない。」

という本を読みました。通勤電車で読んでいると「あ〜あ、何処かへ行きたいなあ」とか思いますが、もちろんちゃんと会社へ行きます。こういう自由な生活に憧れないこともないのですが、自由なだけというのも結構大変だろうなあとも思います。もちろん、作家という職業が自由なだけというわけではないし、締切に追われて忙しいのでしょうが、それでもこうして自由を満喫しているところがかっこいいね。

コメント
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