松本102

そしてまた松本です。

雪は滅多に降らない松本ですが、さすがにこのところの寒さで雪景色となりました。朝晩は氷点下5〜10℃にまで下がる中、鉄骨補強工事が着々と進んでいます。しかし施工場所は狭い既存の天井裏なので、全て職人さんの手作業になります。メインホールの改修の時もそうでしたが、それは想像以上に大変なものです。「このH鋼の通し材ですが、搬入から据付けまで3日かかりました」現場代理人さんにそんなことを言われると、こちらも心が痛みます。現場を知らないと設計ができないのか？現場を知ると設計ができないのか？どちらも一理あると思いますが、そんなのは所詮設計者の理屈です。現場はものを作らなければならない。その事実は圧倒的なリアリティを持っていますね。

というわけで、また来週来ます。