黒夢
LMR-003
11 JUN 1993
http://kuroyume.jp/
特にあてもなく中古CDを物色していたら、これを見つけてしまった。なんと250円。迷わず購入。黒夢はリアルタイムで聴いてきたけど、どちらかというと中期の音楽性が好きなので、インディーズ時代のものはちゃんと聴いていなかったのだ。この頃の清春は、あまりかっこいいと思ってなかったし。しかし、これがまたとんでもない傑作だったのだ。今更ながら超感動しまった。やはりインディーズは侮れない。
いろいろな意味で、メジャーでは絶対リリースできない内容である。だって、放送できないし。しかし、これぞインディーズ。大きくなってしまった黒夢、復活を遂げた黒夢、今の黒夢にはできないものがギッシリ詰まっている。でも清春が目指しているものは、今でも変わっていないような気がする。その表現方法が変わっただけ。そういうことも、今だからわかったりする。
好きな曲は「MISERY」「If」そして「亡骸を」という感じ。「十字架との戯れ」や「親愛なるDEATH MASK」が名曲であることはよくわかるけど、好みかどうかというとちょっとね。やはり清春の歌声は、メロディーに乗ってこそだと思うので。あと、このジャケットは好きだねえ。これぞインディーズ!