football smile

the days turn into months and years

察知力

2008-07-02 | book
中村俊輔
MAY 2008
幻冬舎新書
Amazon.co.jp

「そうしたことを重ねていくうちに、やがてチームメイトたちは、全体練習が終わっても、ゴールをひとつは片付けずに残しておいてくれるようになった。僕が自主練習で、フリーキックを蹴ることを知っているから。」

という本を読みました。カメラマン・エビちゃんのブログGlassEyeInc.で紹介されていたので。

以前、ゴン(中山雅史)のインタビュー記事を読んで笑ってしまったことがあります。「名波とかは後輩に対して理論的な指示を出すわけ。ポジショニングはこうとか、動き出しのタイミングはこうだとか。でも俺はわからないわけ。だから、とにかく頑張れとか言ってた。」

FWというのは、理屈じゃなくて直感みたいなものが大切ではないかと思います。一方でMFというのは、やはり理屈で考えなければならない部分があると思います。そういうポジションによる思考の違いというのは面白いものです。この本を読むと、俊輔は根っからのMFであることがわかります。とても頭が良い選手です。

そういうのは、やっぱプレーに出ちゃうんでしょうね。
コメント (2)
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