昨日のブルッフの「ヴァイオリン協奏曲」に引き続き今日は彼の「交響曲」についてふれてみたい。ブルッフはヴァイオリン協奏曲と同様3つの交響曲を作曲しているが実際にコンサートで演奏される機会は少ない。しかし彼の交響曲作品には少なからずメンデルスゾーンやシューマン等の影響を受けたドイツ・ロマンの香りを漂わせている。因みに「第1番変ホ長調作品28」が1868年、「第2番ヘ長調作品36」が1871年、最後の「第3番ホ長調作品51」が1882年に作曲されている。
写真のCDはクルト・マズアがライプチヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団の音楽監督時代の録音で1989年の発売当時は初の「ブルッフ交響曲全集」であった。(蘭フィリップス420932-2)筆者個人的には第2楽章ー「アダージョ楽章」が大変抒情的で美しい「第2番」が特に好きでこのマズアの全集盤でも素晴らしい演奏を聴かせている。またマズアはイタリアの名ヴァイオリニスト、サルヴァートレ・アッカルド共に同楽団とブルッフの「ヴァイオリン協奏曲」と「管弦楽」の作品全集の録音も行っており当時ブルッフの作品には強い関心あったようである。尚、この全集盤には「スウェーデン舞曲集作品63」から(オリジナルはヴァイオリンとピアノのために作曲、後に自身で管弦楽版に編曲)-序奏と7曲の舞曲も収録されている。(ジャケットのサインは指揮者マズアの直筆サイン)
写真のCDはクルト・マズアがライプチヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団の音楽監督時代の録音で1989年の発売当時は初の「ブルッフ交響曲全集」であった。(蘭フィリップス420932-2)筆者個人的には第2楽章ー「アダージョ楽章」が大変抒情的で美しい「第2番」が特に好きでこのマズアの全集盤でも素晴らしい演奏を聴かせている。またマズアはイタリアの名ヴァイオリニスト、サルヴァートレ・アッカルド共に同楽団とブルッフの「ヴァイオリン協奏曲」と「管弦楽」の作品全集の録音も行っており当時ブルッフの作品には強い関心あったようである。尚、この全集盤には「スウェーデン舞曲集作品63」から(オリジナルはヴァイオリンとピアノのために作曲、後に自身で管弦楽版に編曲)-序奏と7曲の舞曲も収録されている。(ジャケットのサインは指揮者マズアの直筆サイン)