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フリッチャイのシューマン/交響曲第1番ロ長調「春」

2013-12-19 18:01:01 | 交響曲

  ハンガリーの名匠、フェレンツ・フリッチャイ(Ferenc Fricsay/1914~1963)が当時首席指揮者を務めていた「ベルリンRIAS放送響(現、ベルリン・ドイツ響)とドイツ・グラモフォンに遺したシューマンの交響曲第1番変ロ長調作品38「春」である。1955年のモノラル録音で彼の唯一のシューマン交響曲録音となった。筆者所有のLP(写真)は1962年リリース、当時のグラモフォン廉価盤シリーズ「英ヘリオドール(HELIODOR)」盤」でレコード第2面の余白にベルリン・フィルとのスメタナ連作交響詩「わが祖国」から「ボヘミアの森と草原から」(1953年録音)が収録されている。(英ヘリオドール, 478141 HI-FI) 当時、このシューマンの国内盤はずっと未発売のままだったが1990年代になってCDでほぼ同時期にモノラル録音された同RIAS放送響とのドヴォルザーク交響曲「新世界から」とのカップリングで発売された。録音に時代を感じさせるがしっとりとした深い味わいを持つシューマンが魅力的だ。

 

 

 



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