私のレコード・ライブラリーから

私のレコード/CDコレクション紹介

エードリアン・ボールトのシューマン「交響曲」(1956年ステレオ録音)

2013-12-25 12:08:25 | 交響曲

  エードリアン・ボールト(Adrian Boult/1889~1983)はどうしてもエルガー、ヴォーン・ウィリアムズ、ホルストなどイギリス音楽のスペシャリストとしてのインパクトが先行してしまう。しかし一方では今回紹介するシューマンやブラームスなどの演奏でも定評があった。写真のLPは1956年に「ロンドン・フィル」とステレオで録音したシューマンの「交響曲第1番<春>」・「第3番<ライン>」がカップリングされた1枚である。(国内盤ーテイチクULS-3081 原盤ー英PYE)因みに彼は当時、「ロンドン・フィル」と同時に「第2番」並びに「第4番」もレコーディングしており交響曲全集録音を完成している。こちらも当時(1977年ごろ)テイチクから同シリーズでリリースされた。(ULS-3082)最初期のステレオ録音なので音質は良好と云い難いが超快速テンポで推し進める(「ライン」は演奏時間30分を切る)ボールトの鋭角的でスタイリッシュな演奏が印象的だ。

 



最新の画像もっと見る

コメントを投稿