カラヤンのシベリウス交響曲レコードについてはすでに何度か取り上げてきたがこのベルリン・フィルとの1967年録音、「第6番」・「第7番」は特に好きな演奏で抒情性豊かな透明感あるベルリン・フィルサウンドが美しい。なぜか実演で取り上げなかったことが不思議である。カラヤンとベルリン・フィルによるシベリウス交響曲録音は1965年の「第4番」・「第5番」が最初だがこの年の5月、ベルリン・フィルとのヨーロッパ演奏旅行の際、ヘルシンキを訪れ「第4番」・「第5番」をプログラムに取り上げ絶賛を浴びた。ただカラヤン・ファンとして「第3番」を録音しなかったことが惜しまれる。(写真ーLP 独グラモフォン139 032)
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