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ラベック姉妹による「ペトルーシカ」より3つの楽章

2010-05-15 20:30:08 | 器楽曲
 今日は久しぶりにラベック姉妹によるストラヴィンスキーの舞踊音楽「ペトルーシカ」より3つの楽章ほかを写真のLPで聴いた。今さら云うまでもないことだが彼女たちの息の合った洗練されたピアノ・テクニックは素晴らしい。ラベック姉妹ーカーティア&マリエル・ラベックはフランスの美人姉妹ピアノ・デュオである。もう一昔前の話になるが彼女たちが「N響定期」に客演、プーランクの「2台のピアノと管弦楽のための協奏曲」を見事に弾いていたことを思い出す。
 写真のLP盤は1982年に録音されたものだが彼女たちの初のストラヴィンスキーであった。第1面に「2台のピアノのための協奏曲」、第2面に「ペトルーシカ」より3つの楽章が収録されている。どちらも名演だが私は特に第2面の「ペトルーシカ」の演奏が興味深い。この作品は作曲者自身がピアノ独奏用や四手連弾版に編曲したものが存在するがここで彼女たちが弾いているのはロシア出身のヴィクター・バビンの編曲による「2台によるピアノ版」である。3つの楽章とは「ロシアの踊り」・「ペトルーシカの小屋で」・「謝肉祭の日」の3曲である。


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