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ケンペのブラームス「ドイツ・レクイエム」 (1955年録音)

2012-07-28 00:28:16 | 声楽曲

 ルドルフ・ケンペがベルリン・フィルと1955年に録音したブラームス「ドイツ・レクイエム」は陰に隠れた名盤である。当時ケンペはバリトンに若きディートリヒ・フィッシャー=ディースカウを起用し並行してマーラーの歌曲「「なき子をしのぶ歌」を録音、これらは彼のベルリン・フィル録音の第1弾だった。 因みにその後ベルリン・フィルとのレコーディングは1960年まで続いた。

 写真のCDは1993年に「EMI・REFERENCES」シリーズとして再リリースされたものである。モノラル録音で時代を感じさせる音質だが演奏の質は高い。バリトンのディースカウも然ることながらソプラノのエリザベート・グリュンマーの清楚な声にうっとりさせられる。また歴史ある「聖ヘドヴィヒ大聖堂合唱団」(ベルリン)の見事なアンサンブルにも注目したい1枚である。 

 写真ーEMI CLASSICS CDH 7647052 (1955年6月、イエス・キリスト教会、ベルリン モノラル録音)

 

 



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1 コメント

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シェフ交代の混乱期 (HERBERT)
2012-07-28 13:58:36
この時期は、ドキュメントの色が非常に濃い(音色がフルトヴェングラーからカラヤンに変更の途中)演奏です!僕も当時仙台で買いました。((SL撮りましたよ。DVで時間かかりますが、載っけます。))
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