名門中学最高の授業―一流校では何を教えているのか (学研新書 19)鈴木 隆祐学習研究社このアイテムの詳細を見る |
☆私立中高一貫校を中心に、名門校の条件を「授業」の中に見出す初めての試み。鈴木隆祐氏は、取材というフィールドワークを武器に、教師にも生徒にもインタビューを重ね、授業の中にあるその学校の文化資本再生装置=ハビトゥス=名門校の条件を発見していく。
☆名門校と言えば、高偏差値や高大学進学実績で選択しがちだが、本来は選択指標にその学校の教育の本質がなければならなかったはず。
☆子どもは未来の社会そのもの。子どもたちの知性・感性・身体性を形づくる教育とは何か。学校関係者にとっては、教育の戦略を考える上で参考になる。保護者にとっては、子どもの教育環境を選択する意志決定のヒントとなろう。