教育のヒント by 本間勇人

身近な葛藤から世界の紛争まで、問題解決する創造的才能者が生まれる学びを探して

教員試用期間の退職過去最多。無意識のゴースト化増える。

2009-11-05 09:26:32 | 文化・芸術
1年の「試用期間」のうちに、教壇を去った公立学校の新人教員が08年度は過去最多の315人(前年度比14人増)に上ったことが、文部科学省の調査で分かった。うち約3割の88人は精神疾患を理由に退職していた。文科省は「イメージと現実とのギャップで自信を喪失し、うつ病などになるケースがある」とし、相談相手となるべき先輩教員らの支えや目配りを求めている。毎日新聞 2009年11月5日

☆イメージと現実のギャップとは何を意味するのか。

☆情報の透明性が高く、フラット化する一方で、

☆情報過剰で、信頼性の質も低下している中で

☆判断力育成が追いつかない。

☆教育の抑圧性は相変わらずである。つまりフロイドモデルは

☆健在である。

☆昔は情報が露出していなかったから、抑圧は愛の鞭でよかった。

☆しかし、今日は抑圧の悪影響を知っている。

☆そして試用期間に、それは現実にはある。

☆そのギャップの中で、抑圧とルールの区別をきちんとし、非ルール以外の

☆抑圧に対し議論ができればよいのだが、それはまだ難しい。

☆だからその議論の意欲が病に転移するのだ。

☆無意識が創造と成るのか症候群化するのかは、

☆フロイドモデルの開かれた理解による以外にない。

☆社会と個人の関係をどのような言語経験でつくりだすのか。

☆対話か、命令か、腹芸か、信仰か、愛情か、論理か、暴力か、嫉妬か・・・。

☆専門家の中では議論されているかもしれないが、

☆裁判員制度が展開する限り、市民の言語経験の質を上げる必要もある。

☆ではどこで?あっ、学校で。

☆そのこでは症候群化する文化がある。なんという循環論法・・・。

リスボン条約発効12月1日に。ユーロ上がるか?

2009-11-05 09:10:54 | グローバリゼーション
チェコのクラウス大統領は3日、欧州連合(EU)の新基本条約「リスボン条約」の批准書に署名したことを明らかにした。チェコ憲法裁が同日、上院議員グループが求めていた違憲審査申し立てを却下し「合憲」と判断したことを受けたもので、EU加盟27カ国で最後の未批准国だったチェコの批准により条約は12月1日に発効、EUの機能強化を目指す新体制づくりが本格化する。11月3日20時55分配信 毎日新聞

☆外国為替市場は、様子をうかがっているのか?

☆大幅な動きはないと見るのか、若干あると見るのか。

☆これにて、EUの政治経済機能が強化するとみるのか、

☆そうしなければ、EU圏が危ないのか。

☆おそらく両方なのだろう。

☆アメリカの基軸通貨ドル体制に対し、ユーロ体制を

☆ぶつけて、新ブレトン・ウッズ体制を作りたかったのだろうが、

☆それは停滞してしまった。リーマン・ショックを契機に

☆一挙に攻めたかっただろうが、

☆日英がそこは待ったをかけただろうし。

☆一方で、米仏はタックスヘブンにたいする規制強化の動き

☆で歩調を合わせるだろうし、

☆ドル対ユーロということにはなかなかならないだろう。

☆文明の衝突はある程度回避しているが、

☆リスボン条約もイギリスやポーランド、そして今回のチェコも

☆特例が認められている。EUが一色になることはない。

☆水面下でどんな政治や交渉が行われているのだろう。

☆知る由もないが、日本はMEDIATORになろうとするのだろうか・・・。

☆複雑なことはわからないが、小さな渦から始めるのも

☆よいのではないか・・・。

☆しかし、それには高度な情報が集積している官僚に

☆頼むしかない。。。常にジレンマがあるということだろうか。