教育のヒント by 本間勇人

身近な葛藤から世界の紛争まで、問題解決する創造的才能者が生まれる学びを探して

PISAだけではなくGDPも転落

2007-12-27 08:19:49 | 文化・芸術
日本GDPは4兆3755億ドル…1人あたり18位に下落(読売新聞) - goo ニュースによると、

内閣府が26日に発表した国民経済計算によると、2006年の日本の1人あたりの名目国内総生産(GDP)は前年比4・0%減の3万4252ドルで、経済協力開発機構(OECD)30か国中18位となった。フランス、ドイツ、カナダに抜かれ前年の15位から順位を下げた。円安の影響でドル建てのGDPが目減りしたほか、デフレにより名目GDPの伸びが低迷したことが原因で、1人あたりの名目GDPは93年の2位をピークに下落基調を続けている。

☆自動車など基幹産業を支えるあまり、ドル安は一人当たりのGDPを転落させたということか。

☆産業資本、金融資本、クリエイティブ(人材)資本、社会文化資本の資本バランスが、日本はよくないということ。

☆PISAの転落は、ある意味クリエイティブ資本の転落に通じる。クリエイティブ・クラスの生き方はICTとファイナンシャルプランは当り前だから、ここがうまく成長しなければ、金融資本もうまく成長しない。日本の社会文化資本は潜在的にあるが、クリエイティブ資本が思うように成長しないから、爆発しない。

☆観光立国になるには、社会文化資本のオープンな組織化が必要。すると、そこには金融資本とクリエイティブ資本がポイントになる。

☆そのポイントでパワーが減退。日本の資本構造の再構築が肝要ということか。