2024年3月第1週チャート

金曜の東京時間にははっきりしなかったが、ＮＹ時間の日経先物の急落が予言的だ。
どうやら海外ファンド勢は東証を見切って巨額の売り崩しを始めたようである。

雪山だけでなく株式市場でも「表層なだれ」があり得ると先週に警告していた
豊島逸夫氏は慧眼と言えるのではないか。外国人の拵え上げた相場だから、
外国人に崩されたらひとたまりもあるまい。
（氏は3万7000を想定しているようだ、注視しておきたい）

欧米の中銀についてはFRBは接近中、ECBは利下げ後退という見方が強まっている。
となると、矢張り今年はドル安ユーロ高の展開を想定しておくべきだろう。


ドル急落、今年の高値を既に過ぎたのかもしれない


シーソー効果でユーロ復活、今年の隠れたテーマの一つである


（以上のチャートはZAI）

スペックに振り回されている危うい3778、流動性の低さもあり重症で長期休養ということになりかねない


8306はまだ堅調だが、次週はどうなることやら


8316も見ておこう、日銀を先取りする動き


（以上のチャートはRakuten.sec）