毎日が観光

カメラを持って街を歩けば、自分の街だって観光旅行。毎日が観光です。

道の駅 いちごの里よしみのうどん

2009年10月26日 17時50分50秒 | 食べ物
 どこかに行くのに自転車はとても便利だ。だから走り回っていたのだけれど、なんだか最近ちょっと気持ちが変わってきた。
 別にどこかに行かなくてもいい。
 ただ自転車に乗っていたい。乗って走っていることそのものが気持ちいい。


 60km走って吉見の道の駅に。
 ここのうどんがうまい。地粉の手打ちうどんがたまらない。



 こんな感じ。
 小麦粉って、こんなにうまいのかと。
 補給気分でうどんを食べて、来た道をまた引き返す。
 そりゃ、往復120km走ってうどん食べただけって昔なら考えられなかったけれど、今は走ることそのものが楽しくてたまらないので別に気にならない。
 だから、どうか週末は晴れてください。
 お願いします。



 こんなふうに。
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33個めの石

2009年10月25日 21時30分47秒 | 読書

森岡正博「33個めの石 傷ついた現代のための哲学」          春秋社


 2007年、アメリカのヴァージニア工科大学で発生した銃乱射事件はそれまでの犯罪史を塗り替える死者をうみ、犯人はその場で自殺した。
 やがて行われた追悼式には彼らを象徴する石が33個置かれた。
 犠牲者は27人の学生と5人の教師。
 もう一つの石は、もう一人の死者、犯人のためのものだ。
 この石は公の手によって除かれる。しかし、その後も誰かが石を置いた。公式行事には決して現れてこない33個目の石。
 この一つ多い石こそ、もしかしたらわたしたちが陥ってしまった窮屈で、思いやりや赦しという概念を欠いた社会の希望かもしれない。そんな風に筆者は語る。
 911事件以降支配的になった、やられたらやりかえせ、という社会の風潮がただ悲劇や泥沼しか生まないことを、わたしたちはイラクやアフガニスタンの現実で思い知っているのではないだろうか。
 久しぶりに読んだ風通しのいい優しい本。
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下町散歩

2009年10月24日 14時23分06秒 | 観光

 上野駅前。
 ここから浅草~三ノ輪~南千住へと下町散歩。



 浅草着。
 アサヒビール本社に太陽が反射して、それが川面に。
 そう言えば、恵比寿の麦酒記念館にはよく行くのに、こっちは行ったことがない。今度ビール飲みに行こうと固く誓う2009年の秋であった。



 建設中の第二東京タワー。もうこんなにできてたんだ。


 三ノ輪の円通寺。
 埋葬を許可されず放置されていた彰義隊の戦死者を斬首覚悟で弔ったのがここの和尚さん。
 その縁もあって、上野寛永寺の黒門がここに置いてある。
 気にしないと気づかないけれど、この黒門が戦闘のただ中にあったことを示す跡がある。



 おびただしい弾痕。
 彰義隊に思いを馳せつつ、さらに北上。



 素盞雄神社境内にある富士塚。瑞光石と呼ばれ、古層の信仰に属する石神信仰をうかがわせる石が安置されている。この神社をスサノオと呼ぶようになったのは、明治になってからだ。神仏分離などの馬鹿げた政策を無理強いし、神道を国家の管理下に置き、無茶な歴史・神話観をねつ造した明治政府によるものだ。
 それまでは天王社であり、「てんのう」という音は、牛頭天王を表していた。



 蘇民将来子孫也。
 この符を配る神社の全国分布図を作ると一目瞭然に、この神社が東、それも北側に数多く存在することがわかる。裸祭として有名な蘇民祭で知られる黒石寺をはじめ、岩手、新潟が群を抜いて多い。毛越寺などはこの祭を魔多羅神の祭と呼び、これはちょっと興味深かったりする。
 明治政府は牛頭天王を名指しで弾圧、徹底的にその信仰を破棄させてまわった。ここにもその跡がぬぐいがたく残ってる。
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お会式

2009年10月19日 23時46分09秒 | 観光

 この日は池袋を出発、鬼子母神から法明寺へ。


 万灯。


 鬼子母神境内(本当は「鬼」の字の上の点はない)。


 法明寺。

 なんだか秩父神社以来、妙見さんに縁がある。いろんなことを考えつつも、陶酔的なリズムに包まれている内に、気持ちよくなってしまった。
 来年あたり太鼓買ってそうな気がする。


 こんなふうに。
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越生2

2009年10月17日 10時29分01秒 | 観光
 人にはモテ期というものが存在するように思う。
 別段何かしたわけではないのだけれど、なぜかある時期モテる。
 赤ん坊には一年を通じてモテるぼく(なぜか目が合うとその後ずっとガン見される。抱いてる母親が体の向きを変えるとわざわざ赤ん坊も向きを変えてガン見し続けるほど)だが、この日はやけに親父モテ。
 確かにそういう日ってある。

 さて、越生に行こうと思った動機の一つが藤屋の豆腐。うまいんだ、ここの豆腐が。
 さらに、ユニークなのが、これ。

 ロードバイク用ミノウラのスタンド。こういうスタンドを備える豆腐屋さんって、全国でもここぐらいかも(どなたかご存じ?)
 店の前で買った豆腐を食べることもできる(たれを出してくれます)。


 寄こせ、寄こせ、早く食わせろ、いいから早く食わせろって言ってんだ、とタンパク質を欲望しているぼくの体が騒ぎます。
 うまい。
 たれかけなくたって、しっかり豆の味。豆の味ってうま味なんだな。
 そして、たれかけてもうまい。
 この「おぼろ月夜」には、普通の大豆を使ったものと青豆を使ったもの2種類あって、どちらもおいしい。青豆はあまり口にする機会がないから、こちらの方が真新しくて面白いかも。食べながら「1Q84」を思い出す。
 店内では数多くの豆腐、豆腐関連(豆腐レアチーズなど)が販売されているんだけれど、そのほとんどが試食可能。自信ありです。


 越生からそのまま帰ってもいいんだけれど、ちょっと脚を伸ばして小川町から帰ることに。それだと乗り換えなしだから。線路は八高線。見ておわかりの通り、架線がありません。八高線は八王子から高崎までの路線なんだけれど、高麗川~高崎は非電化なのだ。
 撮りテツなら、電車が来るのを待ってるんだろうけれど、ぼくはそうではないので、線路だけ。

 小川町で自転車をばらしていたら、客待ちのタクシー運転手たちがわらわらとやって来た。どこから来たのか、どれくらい重いのか、そうかあ、持って歩く距離なんて改札からホームまでだもんなあ、便利だなあ、とぼくを取り囲んで懇談会。
 さらに、降りた駅で組み立てていたら、ビラを配っていたおじさんたちに取り囲まれる。100km走って来たんだって、そう言えば脚なんて筋肉のかたまりみたいだもんなあ、贅肉なさそうな体してるもんなあ、と今度は人の体の品評会。見せ物ではありませぬ。
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越生1

2009年10月17日 02時38分33秒 | 観光
 山に登らない。
 一生懸命走らない。
 しかも、200kmなどの長距離も走らない。
 たまには、そんなサイクリングもいいかな、と。
 人がいなくて、幅が広い歩道があれば、のんびり歩道を走ってもいい。
 そんな、とてもゆるいサイクリングをやろうと、越生へ。


 いつもの荒川サイクリングロード。
 赤水門。
 どんなに抵抗したって、ほら、すすきがはえて、秋がちゃんとやって来ている。
鳥羽井沼から川島こども自然動物公園自転車道へ。
 いつもだったらここから物見山なんだけれど、今日は山に登りませぬ。
 山を迂回するルートで走っていく。


 ロードバイクに乗って走る快感を感じる。
 これはたまりませぬ。
 走れば走るほど気持ちがいい。山に登らないから、体も全然きつくない。このまま、ずっと自転車に乗っていたい。走っていたい。



 自分の街とは違う風景の中を走っていく、この気持ちの良さ。
 自転車に乗り始めた頃、遠くへ行くと心細くなった。だって、その遠い場所から自転車に乗って帰らなければならないわけだから。
 40過ぎて芥川龍之介の「トロッコ」を実感するとは思わなかった。
 今は輪行もできるし、100km程度の遠さだったら、そのままもう100km乗って帰っても別に大変なわけじゃない。
 自転車って、すごい。
 だって、ぼくはずっとインドア人間だったのに、たった3年でこんなに走れるのだから。



 越生山吹の里公園。
 山吹の里って、ぼくが生まれた東京新宿区にもある。どちらが正しいのかわからないけれど、ぼくとしてはどちらも縁のある土地ということで双方愛でていたいと思う。
 ぼくが捨てられていた(と、両親が主張する)面影橋のすぐ近くには歌碑もあるし、近くには山吹町という地名もある。
 いずれにしても、どちらも鄙びていた土地だったわけだ、当時は。

 次回越生編最終回へつづく
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PHOTOブック 最終回

2009年10月15日 07時15分44秒 | 写真
なんだか水が好き
写真を撮るようになって、自分の趣向を知りました。
同じような構図を見て、ああ、ぼくは空を大きく撮るのが好きなんだとか。
その中でも、自分の撮っている写真の多くが水辺のものだと気づいて。
そうか、ぼくは水好きなんだな、と。
写真を撮って初めて実感した、わたしという名の水フェチ。


兵庫県明石海峡大橋


千葉県浜金谷


兵庫県沼島


福井県東尋坊


三重県二見浦


山梨県西湖
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PHOTOブック6

2009年10月13日 16時40分42秒 | 写真
最近少しテツ
自転車に乗るようになって、帰りに電車を使うことが多くなりました。
そのうち、帰りの電車そのものが楽しみになったりして、少しテツな自分を発見しました。


千葉県小湊鐵道


茨城県潮来


富山県黒部峡谷鉄道


千葉県いすみ鉄道

 次回PHOTOブック最終回「なんだか水が好き」をどうぞよろしく
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PHOTOブック5

2009年10月13日 02時47分07秒 | 写真
でも遠くに行くのも好き


軽井沢
今となってはチャリ圏内


山形県山寺


富山県立山1


富山県立山2


山梨県青木ヶ原樹海


富山県五箇山


栃木県日光

 PHOTOブック6へつづく
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PHOTOブック4

2009年10月12日 10時24分04秒 | 写真

国立競技場


千鳥ヶ淵


駒場


羽田空港


石神井公園


味の素スタジアム
あ、しまった、ここ23区じゃない

 PHOTOブック5へつづく
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PHOTOブック3

2009年10月11日 19時09分59秒 | 写真
東京23区の旅

代官山


下北沢


旧前田侯爵邸


渋谷1


渋谷2


恵比寿

 PHOTOブック4へつづく
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PHOTOブック2

2009年10月11日 12時10分09秒 | 写真

治水橋
台風一過。
荒川はときとして日常とは別の度肝を抜く景色を見せてくれます。


御成橋
荒川ローディーは橋の名前で場所を把握します。


吉見桜堤
ワシントンの桜は荒川から贈られたものでした。
荒川下流にはワシントンからの里帰り桜が咲いています。


秋の吉見桜堤
春は桜に菜の花、秋は曼珠沙華。
一年を通じて荒川はさまざまに目を楽しませてくれます。


大芦橋
荒川ローディーは空の青さと川の青さで心を洗う。
などと「紅の豚」を気取ってみたり。


江戸川 矢切の渡し
今回江戸川さんにもゲストで参加して頂きました。
利根川まで走るときよく使います。

 PHOTOブック3へつづく
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PHOTOブック1

2009年10月10日 20時50分33秒 | 写真
遠くに行くだけが旅じゃない

 チャリでこばしり編


埼玉県鎌北湖 
鎌北湖から物見山にかけての登りが好きです。



埼玉県平林寺
たいていのところは自転車で回れるようになり、行動半径が広がった。


自転車で荒川散歩
荒川、多摩川、入間川、江戸川、いろんな自転車道を走ります。
その中でもとくに荒川にはよく行きます。
葛西臨海公園から熊谷まで、そんな荒川をご紹介。


赤羽 赤水門
実は有名な心霊スポットらしい


朝霞 白水門
ラジコン飛行機を飛ばしているおじさんたち、無線機のアンテナをたててるおじさんたち。
おじさんたちのレクリエーション場。


彩湖
ぼうっとウィンドサーフィンを眺めつつ、遅めのお昼を食べたり。
気持ちのいい場所。

 PHOTOブック2へ続く
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旧前田侯爵邸 それにしても予告がめちゃくちゃだろう

2009年10月10日 00時46分03秒 | らくがき


 昔から、芸能人で言えば××に似てる、などという物言いをされたことがない。
 今まであったのは芸能人などではなく、アンパンマン、ミツバチハッチ、それから最近見かけないけど、フェリックス・キャット。
 すでに、全員人ですらない。
 ある時彼女にそんな話をする。
 「ひどいと思わないかい?」 
 彼女は何もわかってないのね、そんな絶望的な顔をしてぼくに言う。
 「まだ、ずっと、まし」
 きみは何に似てるって言われたことがあるんだとぼくはきく。
 「あのね、ハクション大魔王に出てくる娘」
 「あ、アクビ娘」
 「そう」
 「でもアクビちゃんは別にそれほどひどくないだろ?」
 「そのアクビちゃんが出てくる壺」彼女は軽くため息をつく。「壺呼ばわりよ」
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目黒・恵比寿

2009年10月09日 16時25分56秒 | 写真
 台風一過の青空がまぶしくて多摩川へ。
 でもなんとなくいい写真が撮れず、目黒から恵比寿へ。
 PHOTOブックをアップします、と予告しながら、これ。
 ぼくの場合、ちゃんと予告通りになったためしがない。


 目黒。
 多摩川にいたときよりも空の色がよくて、結局街写真。


 恵比寿。

 明日こそ、川の写真を!
 だからそうじゃなくて、PHOTOブックだろ、と。
 でも、川の写真なんだな、これが。
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