毎日が観光

カメラを持って街を歩けば、自分の街だって観光旅行。毎日が観光です。

名栗山行 その2

2013年12月26日 23時17分01秒 | 観光
それまで穏やかにわれわれを迎え入れてくれていた山が季節感という牙をむいてきます。
そう、世間的には初冬、しかしある程度標高を超えるとそこは真冬。


ようこそ銀世界へ!
ここから雪との格闘が始まります。
前回も申し上げた通り、スタジャン、Gパン、スニーカーという雪をまったく想定していない格好のわたくしと2013年冬。


バチバチと雪つぶてが頭や顔を襲います。
しゃれにならないくらい痛い。
こんなのが次から次へと襲いかかります。
目に当たったときには大声を出してしまいました。


さらにはこの感じの登り。
同行のうなパイも頑張って登ります。
しかし頂上は30cmの積雪、引き返すことも登山です。
まあ、というか、装備悪すぎてどうにもならなかったわけです。


結構な獣たちの足あとなどを眺めつつ下山。
帰りはさわらびの湯という温泉で疲れを癒やし帰宅。
登山+温泉は最強のタッグ。
コメント (2)
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名栗山行 その1

2013年12月23日 21時39分13秒 | 観光
晴れた日曜日、2013年わたしの流行語大賞「冬は山」の言葉通り山へ。向かう先はチャゲアスの歌「今から一緒にこれから一緒に名栗に行こうか」で有名、埼玉県名栗。
有楽町線と西武線を乗り継いで北に向かいます。凍れるような晴天、車窓からは遠くの雪山や富士山もくっきり見えます。車内眼福を楽しんでいると向かいのホームにレッドアローが。


懐かしい塗装色のレッドアロークラシックと遭遇。
山行きでの幸先のよい感じがただよいます。
飯能で西武線を降り、バスで名栗へ。
市街地を抜けるとバスの車窓は旅情感たっぷりで深い山並みに覆われていきます。


名栗湖。
河又名栗湖入り口でバスを降りたんですが、その次の「さわらびの湯」で降りた方が便利でした。
しばらく湖を散歩。
ダムの上を渡って舗装路を通り、いよいよ本日の出発地白谷沢登山口へ。


いい感じの登山道が続きます。
なんだか先日見た「セデック・バレ」の1シーン思い出してしまいそうな風景。
こういう道を伝ってゲリラ戦をしていましたな。
踏み外すと虹の橋の向こうに行ってしまうので要注意。


傾斜が急なので滝が連発です。
眺望はよくないのですが、風景が多彩で飽きずに登れるので疲労はあまり感じません。


いつしか登山道と水が合体して沢を歩くようになります。
良い子のみんなはまねしちゃだめだぞ的な格好a.k.a.山舐めてんだろ、それ的な格好をしていたことを猛烈に後悔します。
スニーカー、Gパン、スタジャンなんかで登ってる奴一人もいない。
スニーカーは沢を歩くように設計されていないので染みます。
染みると凍みます。


水辺を登るということは、必然的に滝も登るということにほかなりません。
鯉じゃあるまいし、などとぶつぶつ言うものの実は楽しくて仕方ない。
山全体が湧水と言っても過言ではないくらい、あちらこちらから水が湧き川に注ぎ流れていきます。
池状に湧いている湧水を静的湧水と言うならば、この山は動的湧水に満ち溢れてる。
山全体からあふれる水がやがて入間川となり、荒川を経て海に注ぎます。
さあ、楽しさ満載の今回の名栗山行、これからちょっと雲行きが怪しくなっていきます。
全体的に画面が白っぽくなる後半をお楽しみに!
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