毎日が観光

カメラを持って街を歩けば、自分の街だって観光旅行。毎日が観光です。

街の校正シリーズ その6

2010年12月26日 23時58分54秒 | らくがき


 スタルものが、それかよ?
コメント (14)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

12月4日の松田直樹

2010年12月07日 22時54分34秒 | 
 矢作俊彦の小説を読むと、長嶋茂雄を特別な選手としてリスペクトしていることをうかがわせるシーンが出てくる。そう、特別な選手はいる。マリノスにとって、松田直樹は特別な選手だ。目の前でキャプテンマークを地面に叩きつけて退場していく姿を見たとしても、それでも、彼は特別だった。その特別な選手に対して、マリノスは戦力外通告をした。
 ここ数年の低迷、それはディフェンスラインの不備によるものではなく(マリノスは失点の少ないチームだ)、明らかに得点力不足、そしてその原因はまるで使えない外国人補強というフロントのミスだった。それなのにディフェンスである松田を解雇って、まるで理屈が成り立たない。
 マツ(松田のことは「マツ」あるいは「ナオキ」と鞠サポは呼ぶ)がピッチに立った後半35分、会場はずっとマツの歌を歌っていた。もうあと10分しかその歌を歌えないもうあと10分しかマリノスのユニを着たマツを応援することができない、現実に胸が締め付けられた。



 やがて試合が終わり、ホーム最終節のセレモニーが始まる。全員がベンチコートを着ている中、マツは最後までユニでいた。ユニを着ている姿をぼくたちに見せていてくれた。



 ぼくたちはずっとマツのコールを歌っていた。監督のスピーチも社長のスピーチも関係なく、そもそも聞きたくもなく、ぼくたちはマツのコールを歌い続けた。


 そして、監督だの社長だのに背を向け、マツは歌い続けるゴール裏にずっと向かっていた。すごく悲しいけれど、これほど会場と松田直樹が一体となった瞬間はなかったかもしれない。そして、その甘美にして不幸な瞬間は終りを告げ、Fマリノスの松田直樹は、いなくなった。最後の無骨なスピーチをぼくたちは忘れない。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

マリノス君300試合出場おめでとう

2010年12月06日 18時16分34秒 | 



 心に降り積もる重いモヤモヤさえなければ、もっと楽しくマリノス君を祝福できたのに…


 ハーフタイムのトリコロールジェット風船。
 時が過ぎれば過ぎるほど、別れの時間が迫ってくる、そんな予感がぼくたちを包んでいた。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする