毎日が観光

カメラを持って街を歩けば、自分の街だって観光旅行。毎日が観光です。

ミニチュア風

2014年05月20日 09時39分09秒 | 観光


 薩捶峠からの眺め。
 足利尊氏・直義兄弟の文字通り骨肉の争いが行われた薩捶峠。ぼくは『太平記』の世界が大好きで、ああ、ここで真田広之と高嶋弟が戦ったんだなあとなんとなくぼんやり思ってしまった(それは大河ドラマだ…)。
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石垣島サビチ洞

2014年05月19日 13時08分19秒 | 観光


 洞窟を抜けると奇岩だらけの美しい海岸が広がっていました。
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利行碑

2014年05月18日 21時24分56秒 | 観光


 2014年5月16日。
 利行碑を左目に見て東京国立博物館へ。「栄西と建仁寺」展を見る。
 海北友松に心を動かされ、等伯や若冲にウキウキしたけれど、驚愕は中国伝来の「涅槃図」。
 真ん中で釈迦が死にゆく中、動物さえ泣いているのに、なんだか妙に画面が明るい。つがいの鳳凰や鶴、絡み合うヘビなど吉祥に溢れ、にぎにぎしいお祭り気分。ぼくが釈迦なら、おいおい、と。おいおい、おれが死んでるってえのに、お前らなに祝っちゃってるのよ、と。

 それはそうと、長谷川利行ゆかりの山谷にここんとこ足しげく通っています。いつかそのあたりのことを書きたい、と。
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奥武蔵縦走

2014年05月15日 15時49分54秒 | 観光
 全国1億人の縦走ファンのみなさまこんにちは、春の奥武蔵縦走のお時間です。このあたりはセメント採掘がさかんで、秩父駅から見られる武甲山の削り取られた山肌などなかなか異様な光景が特徴的です。
 今回はその秩父側から武甲山に登るのではなく、名郷からいくつか山を登り降りして武甲山を目指します。
 5時半起床、最寄り駅6時1分発の有楽町線で北に向かいます。7時11分飯能着、いつものように駅ビルのミスタードーナツで担々麺の朝ごはんを食べ、7時40分発名郷行きのバスに乗ります。あとで知ったんですが、その日名栗でトレイルランニング大会があったみたいでバスは超満員。1時間近くバスに揺られ名郷バス停から出発です。


 しばらく舗装道路を歩き、9時半JFEの工場横から登山道が始まります。


 廃墟マニアには有名な白岩の廃村。好きな人は好きみたいだけれど、怖がりの国から怖がりを広めにきたような人間には一秒でも早く通り過ぎたい場所であります。


 10時半鳥首峠着。初めて来たところなんですが、途中も含めて峠に登っても一切眺望がひらけません。景色も見えずに黙々と登るのはなかなかに苦行。この登りはきつかったですね。


 11時52分ウノタワ着。ずっと山だったのにここだけぽっかりと開けていて、なんだか不思議な空間。古い伝説では昔の沼の跡らしく、妙に窪んでいる地形もうなずけます。ここで早めの昼ごはん。持参のコンロでお湯を沸かしてカップ麺。冬はいいんだけれど、これからの季節は少し別の工夫も必要かなと。




 雪山は雪山のよさがあるけれど、春の山もいいですなあ。


 13時4分大持山着。ここらへんから眺望がひらけて楽しくなりますが、コースは割と難しくなります。


 岩を登り降りするようなコースが続きます。


 立って歩けないところも増えてきます。ちなみにこれ本邦初公開わたしです。


 13時49分小持山着。写真は小持山から見た武甲山。こちら側は採掘されていないので美しい姿のままです。今日はこれからあれに登ります。


 14時40分シラジクボ着。小持山からここまで下ってこれから武甲山への登りになります。この登りが結構辛くて、もうこの辛さはビールでしか癒せない、おれは一歩一歩山頂へ向かってるんじゃない、この一歩はビールへ近づく一歩なのだ、と自分を鼓舞。


 15時20分武甲山御嶽神社着。狛犬の下になにか小動物の頭の骨が供えられています。


 15時25分武甲山山頂展望台着。眼下に広がる秩父の町並み。おー、案外大都会ですな。
 これから下山して西武横瀬駅を目ざすのですが、今回一番つらかったのがこの部分。下りの一歩ごとに膝が悲鳴をあげ、段差でうめき、浮いた石が牙をむきます。しかも下山してから駅までの道のりの遠いこと。なにしろ17時に下山して駅に着いたのが18時40分。延々大型ダンプカーの通る舗装道路を歩くはめに。この1時間40分が辛かった……


 今下ってきた武甲山の反対側。セメント採掘でずいぶん削られてしまっています。
 何の店もなく売店も閉店してる横瀬駅に絶望して、わざわざ秩父まで電車で1駅戻ってビール買って、つまみ買って居酒屋レッドアローでご帰還。総距離17.5km。歩きがいありました。
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Where have all the flowers gone?

2014年05月04日 16時46分21秒 | 観光
 その独占状態について賛否はあるものの、確かに一連のGoogleアプリケーションは便利である。レンタカーを借りて走る場合(最近車を手放した生活をしているので)、Google Mapsは往々にして車載のしょぼいカーナビゲーションよりも便利に使える。自転車に乗るときも前もってPCで行く場所を保存し、iPhoneでGoogle Mapsにアクセスするとその場で経路検索ができたりする。あまりにも便利なのでこれは市場の寡占に手を貸してしまってると思いつつ、使ってしまう。悪い悪いと思いながらもモラルに反する快楽にのたうつような感じに近いかもしれない(うそです。ただ便利だからです)。
 さて、都内の桜が散ってしまった4月のある日、失われた桜を求めて自転車で北に向かったのであります。勇んで出かけたものの、荒川に着いてみたら、なにこの北風? なに、おれの外套脱がしの競争でもしてるの?レベルの北風が吹き付けてきます。北風の中、北に向かうというのは、風の強さにより傾きが変わる上り坂を延々登っていくことと同じであります。しかも坂を登るのとは違い、達成感も眺望も望めません。好きな言葉は追い風、嫌いな言葉が向かい風です。
 などとぶーたれながらも自転車を漕ぎます。いつもの荒川左岸ではなく、今日は吉見の桜堤がみたいので右岸を北上。
 60km走って吉見へ。

 菜の花と桜の間を走り抜けていきます。
 ほかに寄るところもなかったのでとりあえず終点熊谷まで走ってから途方に暮れます。
 荒川を降り、その東側を流れる元荒川に寄り道。


 ここには世界で熊谷市にしか生息していないムサシトヨミがいるということで、住宅地を流れる川であるのにここらへん400mは県の天然記念物に指定されています。しかし何度か通ってはいるものの、その姿を目にしたことはない……
 向かい風の中、熊谷まで約80km漕いで結構脚にきてしまい、しかたないから荒川沿いをもう少し走って帰ろうか、と。
 荒川を少し西に進むと市内とはまるで違う風景が広がる。民俗学の調査に来てもいいような気がする、石仏とか。大規模な宗教法人とは異なる民間信仰が息づいてる。


 道祖神。


 謎の残る大天白神社。

 畑の中にポツンと一つあって、経済効率と信仰とが両立する概念ではないことを示す好例。効果を重視すること自体は悪いことではないだろうけれど、効果だけで人間はできあがってはいない。

 来年は迷わず自転車漕いでここで花見をしようと思った小川。分岐が近くの田畑を潤す用水路に。


 さてさて、冒頭で持ち上げたGoogle Mapsさん。自動車モード、電車モード、徒歩モードと3モードで経路検索できるのですが、徒歩モードで指し示されたのがこの道。よく検索したなあと感心するものの、どうしたものかと自転車上で途方にくれたのでありました。

 
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