城南島。
大甕。
今年の夏は、なんだか気配だけで終わってしまったかのような、ちょっと残念な夏でありました。
御宿。
作陶展の場所を一部お借りしての展示だったのだけれど、その作陶展そのものが面白くて、会期中何度も何度も回った。
展示が終わった後の何とも言えない寂しさの中に、作陶展の作品がもう見られないのだという気持ちがあることに気づいた。まさに眼福だった。子どもたち作品にはかわいらしいい部分も当然あるけれど、それ以上に、子ども=かわいいだけじゃ済まないすばらしい作品があり、その鈍っていない感性に接していたことはぼくの気持ちをいい具合に高めてくれた。
焼き物をまったく知らないぼくでもこれだけ楽しめるのだから、詳しい人は楽しかったに違いない。
もう、見られないなんて、なんか寂しいな。