チェーンを替えて迎えた週末。もう、こりゃどっか行くしかないでしょ。
外に出てあまりの寒さに心が萎える………。
寒すぎる。
走り出してあまりの北風に心が折れる………。
気付くといかりや長介と化して、「だめだこりゃ」と呟いてる。
そんな一の酉の日、みなさまいかがお過ごしでしょうか。
荒川へ向かう道すがら、寒くてどうしようもないので100円SHOPに飛び入り、フリースの手袋を買う。そのときつけていた自転車用の手袋は掌の部分にクッションがあって楽なんだけれど、指先が出るタイプのもの。寒くてどうにもならなかった。
荒川に着いて思案に暮れる。これからどうしよう。今まで荒川を北上していろんなところに行っていたのに、この北風じゃ北上はきついのである。しかし南下は葛西までしかないが、北上はいろんな可能性がある。川越(上江橋)までの40kmコース、熊谷までの80kmコース、その他、入間川サイクリングロードへ入って秩父へ抜けたり、妻沼から利根川を使えば千葉の銚子、群馬の水上までアクセスできるのだ。葛西からも江戸川へアクセスできるが、道はそこから北上しかないので意味がないのである。江戸川を北上できるなら、荒川で悩んでいない。
冬は輪行で山登りかな。たとえば高崎まで電車に乗せて行って、碓氷峠登り降りして帰って来るような、そんな感じがいいのかもしれない(道が凍結してるって)。
荒川まで来た今日はとりあえず南下してしまおう。
強風に背中を押され、あっという間に葛西臨海公園着。
向こう側に広がる夢の国という名の巨大ビジネス。横にまた一つ大きな建物を建てている。すごい。
ここで休憩がてら豚まんを食べる。ベイドラゴンという屋台。1つ200円。
寒いんだか暑いんだかわからない。
体の中から熱は出てくるのだけれど、受ける風があまりにも冷たくて、耳と鼻は「旦那、寒いっすよ、なんとかして下せえよお」って訴えてるし、脚は「こう汗かいちまっちゃしょうがねえな」などと汗ばんでるし。ぼくに訴えずに、きみたち同士で話し合ってくれ、と思う。
これから江戸川を北上する心は最初から折れているし、検見川まで行って印旛沼まで北上する気も失せた。これで帰ろう。北上そのものがすでに却下されているのだ。あれほど、楽しかった北上なのに。すまん、北上。でも、ぼくたちのあの夏の輝いた日々はきっと永遠だよ。さようなら、いや、また春になったら会おう。それまで、元気で、北上よ。
しかし、鶏程度の頭脳があれば、荒川を南下してきたのだから、家に帰るのに北上しなくてはならないことは自明である。そう、また北上するのだ、これから。
あ、さっき劇的な別れ方をしたのに、なんか照れくさいな。閉まった電車のドア越しに、泣きながら手を振って、投げキスまでして別れを準備していたのに、プシュウっとドアが開いちゃったときみたいな感じである(やったこたあないが)。
途中、巨大なジャスコがあったので、昼食に寄る。わざわざ「巨大な」をつけなくたって、ジャスコはぼくの知る限りたいてい巨大である。そしてその中で何か食べることができる。なか卯を見つける。寒いのでつゆものが食べたい。注文したのは牛丼大盛り。体がそのときそのときに欲するものがぼくにはよくわからないのだ、きっと。唐辛子と紅ショウガをたっぷりかけて食べる。
ジャスコの駐車場に臨海公園で食べた豚まんのベイドラゴンの屋台を見つける。1つ150円。
勝ち負けで言うとなんか負けたような気がする。
今日の走行距離は55km。週末にしては少なすぎる………。ベイドラゴンに1敗、冷たい北風に1敗。今日はなんだか2連敗だ。
外に出てあまりの寒さに心が萎える………。
寒すぎる。
走り出してあまりの北風に心が折れる………。
気付くといかりや長介と化して、「だめだこりゃ」と呟いてる。
そんな一の酉の日、みなさまいかがお過ごしでしょうか。
荒川へ向かう道すがら、寒くてどうしようもないので100円SHOPに飛び入り、フリースの手袋を買う。そのときつけていた自転車用の手袋は掌の部分にクッションがあって楽なんだけれど、指先が出るタイプのもの。寒くてどうにもならなかった。
荒川に着いて思案に暮れる。これからどうしよう。今まで荒川を北上していろんなところに行っていたのに、この北風じゃ北上はきついのである。しかし南下は葛西までしかないが、北上はいろんな可能性がある。川越(上江橋)までの40kmコース、熊谷までの80kmコース、その他、入間川サイクリングロードへ入って秩父へ抜けたり、妻沼から利根川を使えば千葉の銚子、群馬の水上までアクセスできるのだ。葛西からも江戸川へアクセスできるが、道はそこから北上しかないので意味がないのである。江戸川を北上できるなら、荒川で悩んでいない。
冬は輪行で山登りかな。たとえば高崎まで電車に乗せて行って、碓氷峠登り降りして帰って来るような、そんな感じがいいのかもしれない(道が凍結してるって)。
荒川まで来た今日はとりあえず南下してしまおう。
強風に背中を押され、あっという間に葛西臨海公園着。
向こう側に広がる夢の国という名の巨大ビジネス。横にまた一つ大きな建物を建てている。すごい。
ここで休憩がてら豚まんを食べる。ベイドラゴンという屋台。1つ200円。
寒いんだか暑いんだかわからない。
体の中から熱は出てくるのだけれど、受ける風があまりにも冷たくて、耳と鼻は「旦那、寒いっすよ、なんとかして下せえよお」って訴えてるし、脚は「こう汗かいちまっちゃしょうがねえな」などと汗ばんでるし。ぼくに訴えずに、きみたち同士で話し合ってくれ、と思う。
これから江戸川を北上する心は最初から折れているし、検見川まで行って印旛沼まで北上する気も失せた。これで帰ろう。北上そのものがすでに却下されているのだ。あれほど、楽しかった北上なのに。すまん、北上。でも、ぼくたちのあの夏の輝いた日々はきっと永遠だよ。さようなら、いや、また春になったら会おう。それまで、元気で、北上よ。
しかし、鶏程度の頭脳があれば、荒川を南下してきたのだから、家に帰るのに北上しなくてはならないことは自明である。そう、また北上するのだ、これから。
あ、さっき劇的な別れ方をしたのに、なんか照れくさいな。閉まった電車のドア越しに、泣きながら手を振って、投げキスまでして別れを準備していたのに、プシュウっとドアが開いちゃったときみたいな感じである(やったこたあないが)。
途中、巨大なジャスコがあったので、昼食に寄る。わざわざ「巨大な」をつけなくたって、ジャスコはぼくの知る限りたいてい巨大である。そしてその中で何か食べることができる。なか卯を見つける。寒いのでつゆものが食べたい。注文したのは牛丼大盛り。体がそのときそのときに欲するものがぼくにはよくわからないのだ、きっと。唐辛子と紅ショウガをたっぷりかけて食べる。
ジャスコの駐車場に臨海公園で食べた豚まんのベイドラゴンの屋台を見つける。1つ150円。
勝ち負けで言うとなんか負けたような気がする。
今日の走行距離は55km。週末にしては少なすぎる………。ベイドラゴンに1敗、冷たい北風に1敗。今日はなんだか2連敗だ。