Radio workshop & everyday.

自灯明法灯明

「自らを灯(ともしび)とし、拠り所として、他を灯とすることなかれ。」

Hamに於ける位置情報通信

2013年03月18日 | 日記
以前から一部のアマチュア無線家に因って為されてきた、APRSと言うものがある
これは許可された送信機と、位置情報をGPSにて取得し無線によりビーコンを
発射し、その位置情報をもとに、Google-Mapに表示させる物です。

この写真の基板は日本の中国地方のアマチュア無線家が開発して、電子部品の
組み立てキットとして希望者に頒布している。
私は知合いの無線局から教えられ、購入して作って見ました。組み立て後
基板単体としては動く事は確認していますが、総務省通信局に付属設備追加の
届でが必要なので、電波によるビーコンの発射は未だしていない。

アマチュア無線の世界もその進化は目を見張るものが有ります。
中央のICはPICと呼ばれるマイコンで動作の順序がソフトとして書き込んであります。
右下の平たい四角の物体は、GPS受信機で、アメリカの打ち上げたGPSの人工衛星からの
電波を受けて自分の位置をデーターとして出力します。

実際のGoogleの地図上では、限られた公共の電波であるため位置情報の出力が、約2分間隔
位なので、角を曲がった時等曲がった時に位置情報が出されないと、曲がっていない
と判断して、直線の軌跡を描く事もありますが、ご愛嬌と言った所です。

名称 「POM Toracker mini」

因みに名称の頭のPOMは、ポンジュースのポンだそうです。