旧亀田町役場

2012-12-08 04:24:08 | 山梨・新潟


 昭和4(1929)年に町役場として建設され、平成2(1990)年に役場が移転した後は亀田郷土資料館として使用される。 その資料館も今年に入って新築移転、この建物は来年度に取り壊される事が決定しています。  新潟県新潟市江南区亀田新明町1-2-3  12年11月下旬



 建物に入れるのは今月23日がリミット。 夏頃から訪問を計画していましたが、ようやく最近になって見に行く事が出来ました。
 

 建物を囲う塀にもアールデコを感じます。 


 公開しているのは土日だけのようです。 もう何日もありませんね。




 北東面。




 階段室と思われる部分。 ささやかな装飾も見えます。




 秋の終わりが近づく。


 最後の大仕事、市民プロジェクトとして芸術イベントが開催されていました。


 木製のカウンターが存在感を放つ。 脇の階段は使えません。


 内部撮影は自由。 思い出としてドンドン撮って下さいと言って頂けました。




 亀田は「芦沼」と呼ばれ「地図にない湖」とも称された土地。 先人たちが水や土と闘ってそれを乗り越えてきた歴史があり、今回の作品のテーマもその記憶再生となっているようです。 




 中央の階段を使って2階に上がります。


 虚飾を廃した実用本位の力強い造形。




 かつての議場。


 モールディングも手が込んだものになっていました。


 隣りの部屋に移ります。




 記憶の海へと漕ぎ出していく。


 水害を克服してきた歴史も甦る。






 玄関ポーチ上に掲げられていたと思われる「亀田町役場」の標示板。


 議場を写した古写真も飾られていました。


 役場風景。


 散りゆく間際の鮮光。




 日帰りの強行軍でしたので帰る時間が近づいてきていました。








 入れ替わり立ち代わりで見学者が訪れていました。


 冬の気配が冷たく街を包み込む。


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1 コメント

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ありがとうございます o(*^0^*)o (ひろ.。.:*♪)
2014-03-09 16:25:12
とうとうここも解体が始まりました。主人からビデオカメラで撮ってもらっていたのですが、あまりに見苦しく、私の小さなコンデジで撮った見苦しい動画をアップしようと検索したらたどり着きました。管理人さんはどんな方ですか?素晴らしいです
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