明治44(1911)年に九州帝大医科を卒業した施主が、新規に開業するにあたって建設した病院(大正3年築・1914)。 設計者は不明ですが診察室や手術室、応接室から調剤室まで一通りの設備を機能的に配した設計になってるそうです。 訪問時は建物を使用している雰囲気は薄く、病院の記念碑的な建物として保存しているように見えました。 愛知県碧南市松江町6-83 09年02月上旬
※参考『愛知県の近代化遺産』 2005
この建物の一番の見せ場になる玄関ポーチ。 真ん中の角柱は補強用として近年に加えられたものです。
玄関周りをペパーミントグリーンで縁取りして清潔感があります。
古典的な装飾。
基礎にレンガを5段積み。 後補の柱も同様の仕上げにして統一感を持たせています。
ここは学校の跡地であったという。
このまま大切にして欲しい。