地元の大崎青年団(報公義会)によって建てられた会館建築。 青年団は地引網漁で得た利益で勧業銀行の債券を買い、当選した特等1000円で石造平屋建ての会館を建設(明治末期)。 さらに大正末、当時の会長であった吉峯喜八郎が多額の寄付金を集め旧会堂の前にこの2階建ての洋風建築を増築したものだと伝わります。 鹿児島県南さつま市加世田唐仁原6078-2 12年01月上旬
国道226号に面す。
この門も登録文化財。 増築部と同時期(大正末)に建てられたもの。
萬世町は大正14(1925)年から昭和29(1954)年まで存在していた町。 加世田町と合併して加世田市になり、平成17(2005)年に近隣の4つの町と合併して南さつま市になっています。
解説文によるとこのレリーフは龍だそう。 バリとか東南アジアの方のお面にも見えます。
柱型にあるこの渦巻きはイオニア式オーダーのつもりでしょうか?
玄関ポーチの足元。
ナスカの地上絵に見えてしまった…。
旧会館。
正面部分はRC造。 建てられた時期や場所を考えると町の自慢の建物であった事が容易に想像できます。
青空が良く似合う。