坊主の家計簿

♪こらえちゃいけないんだ You
 思いを伝えてよ 何も始まらないからね

美味しんぼ鼻血15

2014年05月17日 | 坊主の家計簿
 福島県双葉町、宮城県丸森町筆甫地区。滋賀県長浜市木之本町の3か所を比較調査したメンバーの岡山大学大学院環境生命科学研究科津田敏秀氏の発言。

 放射能の被ばくとの因果関係がある、という証明にも当然なっていない。


【白石:
近々なんですけど、年度末の3月には一応対象調査っていうんでしょうか、
環境省の方で、福島とは別の青森、山梨、長崎の3県で行っている
4000人のスクリーニング検査のデータが公表されるというふうには言っているんですけど、
そういうふうにこの数値が出た時に比較とか検討が出来るんでしょうか?


津田:
この3万8114人に比べれば4500人ですかね、
8分の1ぐらいですかね。
ですので、同じペースで、同じ割合で癌が出たとしても、「一人いるかいないか」なんですよね。
要するに、対象集団が少なすぎた訳です。


白石:やっぱりこれは少ない、もっと増やさないと意味がないんですか?

津田:
癌として比較するんだったら。
同じ割合で出たとしても、ほとんどなにも言えない訳ですね。

白石:
なるほど。
ゼロか1か分からない、あるかないかでも、それについてなにかこう、検証できない。

津田:そうそう。癌に関して言えばね。

白石:じゃあ、これは意味無いんですか?

津田:いや、まあだからB判定とか、A2判定というのが、意味があるとしたらある。

白石:結節の割合とか大きさとか、

津田:
意味があるかもしれませんけどね。
それでもま、どうなんでしょうかね。

白石:
難しいですね、そういう意味では。
いずれにしても「因果関係が無し」というふうには言えないという事で、次の手を考える必要がある。

津田:
そうですね、冷静に見れば、「因果関係が無い」という証拠はほとんどないですね、今の段階で。
それで「因果関係無し」、因果関係が無いという理由を一生懸命言ったところで、
それはもう、議論をストップさせるだけ。】
http://kiikochan.blog136.fc2.com/blog-entry-2821.html

ひきこもり弾圧

2014年05月16日 | 坊主の家計簿
 以外な所からまたどっさりと本が出て来た。ブックオフに持って行く前記念に。つか、『第六章・テキヤの社会主義運動』は結構大切な資料なので置いとくか。

 あ、シェア先は国家によるひきこもり弾圧報道に関するひきこもりの人たちも含む声です(笑)
 ひきこもり=自宅警備員なんだから、団結して労働組合でも作ればいいと思うんだが、「集会するぞ!」「デモするぞ!」の参加者ゼロか(笑)


【一つの国でヤクザ━━アウトローが存在しない時代があった。ヒトラー政権下のドイツ、スターリン政権下のソ連、そして戦前の沖縄だ。ヒトラー、スターリン政権下では秘密警察による徹底的な監視と密告体制が敷かれ、人びとは指示されたことのほかは何一つできなかったのだ。戦前の沖縄経済はどん底状態であった。人びとは自分の家族を養うのがやっとであった。ヤクザが寄生できる余裕などなかったのである。
 また国民所得が年間一千ドルを超える国には、組織的アウトローが形成されるという説がある。
 これらの事実は、私たちに大切なことを教えている。それはヤクザが存在するということは、一定の自由が保障され、経済的にもある水準に達している証明でもあるということだ。】
(猪野健治『ヤクザと日本人』より)

http://blog.livedoor.jp/jyoushiki43/archives/51952679.html

美味しんぼ鼻血16

2014年05月16日 | 坊主の家計簿
 「あそこは風土病があるから」と言って住むのを拒否するのか?
 「あの人の遺伝子は」云々で結婚を辞めるのか?子どもを中絶するのか?
 「イザという時に救急医療を受けれないから」と住んでいる地域から出て行くのか?
 それも個人の選択である。

 だが、そこに住んでいる人がいて、住もうとしている人を否定する権利は誰にもない。また、そこが差別されるいわれなど全くない。

 岡山大学大学院環境生命科学研究科津田敏秀氏などの福島県双葉町、宮城県丸森町筆甫地区。滋賀県長浜市木之本町の3か所を比較調査を無視する事は出来ないが、「福島第一原発事故後」ではなく、「東日本大震災後」であり、放射能の影響も無視出来ないだろうが、その他多くの要因も無視出来る事は出来ない。
 そして、放射能の影響については多くの学者(御用学者と呼ぶ人も居ているが)は否定的である。
 
 東京電力を批判する為に、原発に反対する為に、放射能の危険性を煽る為に、自分たちが過去やって来た事を肯定する為に、都合のいいデーター(意見)だけを取り入れる(耳を貸す)というのは、如何なものか。

【われらは、ここにあって死ぬはずのものである」と覚悟をしよう。──このことわりを他の人々は知っていない。しかし、このことわりを知る人々があれば、争いはしずまる。】(ダンマパダ)

美味しんぼ鼻血14

2014年05月16日 | 坊主の家計簿
 先日紹介した福島県双葉町、宮城県丸森町筆甫地区。滋賀県長浜市木之本町の3か所を比較調査したメンバーの岡山大学大学院環境生命科学研究科津田敏秀氏。


津田敏秀・岡山大教授「明らかに多発だし、(発症が)原発からの距離に比例する傾向がある」 エッ? - Togetterまとめ http://togetter.com/li/515339

新出生前遺伝子検査

2014年05月16日 | 坊主の家計簿
新出生前遺伝子検査。
 この言葉は金言。

【「自分たちがどういう遺伝子を持っているのか、望むと望まざるとにかかわらず分かる時代が来た。全てが正常な遺伝子である個体は存在しない。そこを議論の出発点にしなければならない」】(横浜市立大学産婦人科教授・平原史樹氏)
http://www.narinari.com/Nd/20121119729.html

風土病と結婚差別

2014年05月16日 | 坊主の家計簿
風土病が結婚差別に繋がる一つの事例。

【明治に入ってから山梨県の特定の地域で「水腫病・腹水病」といわれる風土病が大きな問題になります。
 古くから知られた風土病で地域では差別にもつながり、やむを得ずその地に嫁に来るような場合は死を覚悟したともいわれます。江戸時代初期には成立していた甲陽軍鑑にも記載があるそうです。
 「〇〇(地名)に嫁に行くなら,買ってやるぞぇ経かたびらに棺桶」
 「嫁にはいやよ〇〇(地名)は。〇〇水飲むつらさよ」
 「〇〇(地名)に嫁に行くなら,背負って行け棺桶を」とも謡われたそうです。】

http://d.hatena.ne.jp/settu-jp/20110304/1299168150

美味しんぼ鼻血13

2014年05月15日 | 坊主の家計簿
 滋賀県長浜市木之本町が特別健康にいい地域とは思えず、そこから考えるに福島県双葉町では鼻血などの疾患が多いと、この資料は示している。

 だが、この調査でも

【今回の健康調査による結論は,震災後1年半を経過した2012年11月時点でも様々な症状が双葉 町住民では多く,双葉町・丸森町ともに特に多かったのは鼻血であった。特に双葉町では様々な疾患の多発が認められ,治療中の疾患も多く医療的サポートが必要であると思われた。主観的健康観は双葉町で悪く,精神神経学的症状も双葉町・丸森町で悪くなっており,精神的なサポートも必要であると思われた。これら症状や疾病の増加が,原子力発電所の事故による避難生活又は放射線被ばくによって起きたものだと思われる。
宮城県丸森町は,福島県境に接しており,福島原発事故による放射能汚染地域であり,住民には, 放射能汚染脳汚染に関するストレスがかかっており,双葉町民と同様の健康障害が出てきていると考えられる。】

 とあるように、避難生活も大きな要因として上げられている。

 あ、引用はすべてシェア先の元データーより。

 著者並び他の研究者がどういう方々か調べていないが、無視する事は出来ない調査だと思う。


双葉町等を対象にした疫学調査の中間報告で鼻血等が有為に増加 - Togetterまとめ http://togetter.com/li/667009

美味しんぼ鼻血12

2014年05月15日 | 坊主の家計簿
もう一つ。


【福島第1原発事故後,福島県をはじめ関東で小児の下痢や倦怠感などと共に鼻出血が多発したことが新聞報道されて いる2).急性放射線障害による血小板減少を介した出血傾向の可能性は否定的で原因は明らかでないが,これが内部被 曝による粘膜血管障害であると信じる説もある12).耳鼻咽喉科医としては内部被曝と鼻出血に関する情報を構築する必 要があるが,情報は十分ではない.ひとつのエビデンスとして,チェルノブイリ原発事故後のベラルーシにおける疫学 調査で,放射能汚染されていない小児よりベラルーシの小児の方が鼻出血を生じる頻度が高いが,統計学的には有意で はないという報告がある13).またチェルノブイリフォーラムなどの報告書による,同原発事故における被災者に科学的 に認められた健康被害をまとめると,急性放射線症と小児甲状腺癌および白内障を除き,精神的な障害が最大の健康影 響であることが示唆されている1).小児で増加傾向にあるアレルギー性鼻炎,あるいはさまざまなストレスは,小児に 多い指性鼻出血(Digital epistaxis)の原因となりうる.従って,原発事故後の鼻出血には複合的な要因が関与している と思われる.今後は肺モニタに準じた鼻腔局所の実効線量のモニタや鼻汁中の放射能を測定するバイオアッセイなど, 内部被曝と鼻出血に関する科学的な検証が望まれる4).】
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jibiinkoka/116/10/116_1159/_pdf

美味しんぼ鼻血11

2014年05月15日 | 坊主の家計簿
ちと、長いけど。


【(1)東日本大震災による環境汚染
筆者は,今回の東日本大震災による環境汚染問題には3つの課題があると考えている。一つは津波に罹災した工場からの有害化学物質の流出による環境汚染。二つ目は解体工事に伴うアスベストの飛散。三つ目は東京電力福島第一原子力発電所の放射能漏れ事故による放射能汚染である。

(中略)

(11)双葉町民の健康調査の中間報告
岡山大学大学院環境生命科学研究科の津田敏秀氏,頼藤貴志氏,広島大学医学部の鹿嶋小緒里氏と共同で,双葉町の町民の健康状態を把握するための疫学調査を実施した。 調査の目的は,2011年3月11日に発生した東日本大震災に伴う福島第一原子力発電所事故により,近隣住民の健康影響への不安が募っている。福島県においても福島県立医科大学を中心として, 県民健康管理調査が行われているが,様々な問題点が指摘されている。今回,我々は,県民健康管 理調査ではカバーされていないと思われる様々な症状や疾患の罹患を把握すること,比較対照地域 の設定をしっかりと行うことを通して,どのような健康状態が被ばくや避難生活によるものかを評 価・検証することを目的として調査を行った。
福島県双葉町,宮城県丸森町筆甫地区,滋賀県長浜市木之本町の3か所を調査対象地域とし,事 故後1年半が経過した2012年11月に質問票調査を行った。所属する自治体を一つの曝露指標,質 問票で集めた健康状態を結果指標として扱い,木之本町の住民を基準とし,双葉町や丸森町の住民 の健康状態を,性・年齢・喫煙・放射性業務従事経験の有無・福島第一原子力発電所での作業経験の有無を調整したうえで,比較検討した。
多重ロジスティック解析を用いた分析結果は,主観的健康観(self-rated health)に関しては, 2012年11月時点で,木之本町に比べて,双葉町で有意に悪く,逆に丸森町では有意に良かった。 更に,調査当時の体の具合の悪い所に関しては,様々な症状で双葉町の症状の割合が高くなっていた。双葉町,丸森町両地区で,多変量解析において木之本町よりも有意に多かったのは,体がだる い,頭痛,めまい,目のかすみ,鼻血,吐き気,疲れやすいなどの症状であり,鼻血に関して両地 区とも高いオッズ比を示した(丸森町でオッズ比3.5(95%信頼区間:1.2,10.5),双葉町でオッ ズ比3.8(95%信頼区間:1.8,8.1))。2011年3月11日以降発症した病気も双葉町では多く,オ ッズ比3以上では,肥満,うつ病やその他のこころの病気,パーキンソン病,その他の神経の病気, 耳の病気,急性鼻咽頭炎,胃・十二指腸の病気,その他の消化器の病気,その他の皮膚の病気,閉 経期又は閉経後障害,貧血などがある。両地区とも木之本町より多かったのは,その他の消化器系 の病気であった。治療中の病気も,糖尿病,目の病気,高血圧症,歯の病気,肩こりなどの病気に おいて双葉町で多かった。更に,神経精神的症状を訴える住民が,木之本町に比べ,丸森町・双葉 町において多く見られた。
今回の健康調査による結論は,震災後1年半を経過した2012年11月時点でも様々な症状が双葉 町住民では多く,双葉町・丸森町ともに特に多かったのは鼻血であった。特に双葉町では様々な疾 患の多発が認められ,治療中の疾患も多く医療的サポートが必要であると思われた。主観的健康観 は双葉町で悪く,精神神経学的症状も双葉町・丸森町で悪くなっており,精神的なサポートも必要であると思われた。これら症状や疾病の増加が,原子力発電所の事故による避難生活又は放射線被 ばくによって起きたものだと思われる。
宮城県丸森町は,福島県境に接しており,福島原発事故による放射能汚染地域であり,住民には, 放射能汚染脳汚染に関するストレスがかかっており,双葉町民と同様の健康障害が出てきていると 考えられる。】
http://repo.lib.hosei.ac.jp/bitstream/10114/8738/1/661nakachi.pdf

美味しんぼ鼻血10

2014年05月14日 | 坊主の家計簿
「福島で鼻血の相談が多い」→「じゃ、調べてみよう」
なのか、
「福島で鼻血の相談が多い」→「大変だ!放射能の影響が!」
とでは大違い。

 鼻血を出している人がいてるのは日本全国確かであって、福島が多いというのは印象の問題。社会心理学の用語でありそうだけど、知らん。
 ただ、そこまで被曝の怖れを感じているという現象の証明ではある。

http://twitpic.com/e2tss0

美味しんぼ鼻血9

2014年05月14日 | 坊主の家計簿
データーとして信頼しないからスルーしてたけど、福岡の子どもが福島の子どもの8倍鼻血を出すというデーターもあるが…。

鼻血の原因は複合的だろう。
福岡は大阪と並び称されるワイルドシティーなので、多分、「グーで鼻を殴られた」というのが主な原因でないかと(笑)


【小学1年生の子供が鼻血を出す割合は、福岡が26%、福島は3.4%――。東京都内の小児科医が、こんな調査結果をテレビで明かして話題だ。「美味しんぼ」の鼻血描写が物議を醸す中で、なぜ福岡の方が高いのかということだ。
調査は、「子どもたちを放射能から守る全国小児科医ネットワーク」代表の山田真さんが震災直後の2011年3~10月にかけて行った。】
http://www.j-cast.com/s/2014/05/13204626.html?p=all

「大気汚染で早死にする率」がわかる世界地図

2014年05月14日 | 坊主の家計簿
「大気汚染で早死にする率」がわかる世界地図
http://www.huffingtonpost.jp/2013/10/20/air-pollution-deaths-countries-at-risk-nasa-map_n_4134231.html

 というのを米航空宇宙局(NASA)が作成したらしい。
 日本は端なので見え難いが、当然、早死にする率が高い。

 放射能恐怖症というのは、放射能だけを問題にする。それこそ、なんだ。「いのちの問題だ!」などと、いのち=生命として捉えるのならば、日本なんぞに住んでる場合ではない。
 また、当然といえば、当然なんだが、福島県(あえて限定)よりも大阪の方が大気汚染で早死にする率は高いであろう。医療など総合的に見れば話は違うが。

 このサイトによれば

【微小粒子状物質による大気汚染に関連した死者数は毎年210万人にのぼる、と推測している。】

 らしい。無茶苦茶乱暴に日本の分を60分の1にしたとして年間35000人。実際は色の濃さから大幅に多いだろう。

 美味しんぼの今週号に

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井戸川:私はとにかく、今の福島に住んではいけないと言いたい。
どんな獣でも鳥でも自分の子どもを守るために全力を尽くす。
どうして人間に出来ないんですか。
子どもの命が大事でしょう。

海原雄山:私が福島をまわる間に感じていた事を井戸川さんに明確に言っていただいて、
胸のつかえが下りました。

山岡士郎:しかし、事実を言うと町長を辞めさせられるこの日本という国は・・・

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という、やり取りがあったらしい。
 放射能恐怖症らしいやり取りである。

 放射能恐怖症がいう「いのちの問題」ならば、日本から出て行くなり、大気汚染の少ない東北や北海道などに移住すればいいのではないのか?

 それでも、ここに生きていく。
 そういう人たちに美味しんぼや放射能恐怖症は何をしているのか、ちと考えろ。

美味しんぼ鼻血8

2014年05月13日 | 坊主の家計簿
井戸川氏が鼻血写真をアップしてて大爆笑してしまったのだが、主に問題になっている事って、そんなことやったっけ?問題のすり替え。つか、逃げたな。

下も同じ。鼻血を出す人が居てる事は確かだろうが、その事と放射能との関連が問題だろ?ストレスもあれば、アスベストを筆頭とする被災地の粉塵もある。

あと、大阪の8割という数字が美味しんぼの取材能力でんな。まあ、瓦礫反対派が集まった中での8割なら納得出来る数字だが(笑)


【原発事故や震災がれきと鼻血の関連性を指摘している元岐阜大助教授の松井英介医師(76)=岐阜市=は12日、本紙の取材に「すべて事実。実際に異変を感じている人たちがいる」と主張した。福島県や大阪市などの抗議には「〝事実無根〟というのは、その人たちに失礼だ」と反論した。】
http://iryou.chunichi.co.jp/article/detail/20140513073049244?utm_source=dlvr.it&utm_medium=twitter