坊主の家計簿

♪こらえちゃいけないんだ You
 思いを伝えてよ 何も始まらないからね

腰抜けの和

2007年11月17日 | 坊主の家計簿
 11月17日

 雑費  風呂タオル2       210円
     フリース・パーカー4  3960円
     エスカップ12      628円
     クレラップ         98円
     缶ミルクティー      120円
 外食  ラーメン焼き飯セット   700円

 合計              5716円
 11月累計          40447円

 雄山も士郎も甘い。二人とも鶴橋を歩いて刺激を受けたみたいだが、大阪はそれだけではない。これが大阪の至極の味じゃ。
 士郎「これは!」
 そうじゃ。うどんじゃ。だが、ただのうどんではない。雄山も士郎も鶴橋の在日文化に気づいた事は褒めてやろう。しかし、大阪はそれだけではない。大阪では『石を投げたら被差別者に当る』と云うくらいに多種多様な文化がある。よって、私はこのうどん1杯でそれを表現してみた。
 まず、味の基本となる汁だが、これには沖縄そばの出汁を使った。大阪には多くの琉球民族の方々が住んでおられる。大正区では毎年エイサー祭が開催されるくらいにである。最高級の鰹節を使った鰹ダシと、沖縄アグー豚を煮込んだ豚骨スープのWダシを合わせてさっぱりめに仕上げてみた。
 そして、具材である。日本全国で大阪程朝鮮文化に親しい地域はないであろう。キムチは古くは『朝鮮漬け』と呼ばれていた。日本人の口に合うように辛さを控え、作られたのが朝鮮漬けである。現在では『和風キムチ』という名称になっているが、朝鮮漬けである。だが、今回は猪飼野の適当な店で買って来たキムチを使ってみた。
 もうひとつの具材には被差別のソウルフード『脂カス』を使ってみた。うどんの具材としてこれ程のものは見当たらない、というぐらいにうどんに合う。
 そして、麺は当然、大阪の『腰抜けうどん』である。全国的に『麺類にはコシ』という単純なムードがあるが、確かに『うどん』を『麺類』として『だけ』考えるのならそれでもよかろう。しかし、うどんは決して『麺』だけではない。ダシがあり、具がある。具材から出た味がダシにしみ出し、なんともいえん味になる。コシのあるうどんはその味を吸収出来ない。コシのないうどんだからこそ、ドンブリの中の全てと一体化出来るのである。
 まずは、うどんを啜って頂こう。
 粟田「おいしいわ!本当にダシと具材から出た味をうどんが全て吸収して、麺を啜るだけでこんなに味が解るなんて」
 そうじゃ。これが大阪なのじゃ。日本有数のヤクザ地域でありながら、戦争では弱い『腰抜け』の大阪。船場商人といっても伊勢や近江から来た人達じゃ。太閤だって尾張から来た人じゃ。古くは天皇家だって渡来人じゃ。『大阪』といってもそれは固定化された『大阪』ではなく、また、『大阪文化』といっても決して固定化されたものではないのが『大阪』なのじゃ。その事を一番よく現しているのが、この『腰抜けうどん』じゃ。腰抜けだからこそ、他文化を吸収出来るのじゃ。妙にコシがあるとこうはいかんじゃろう。コシがない事がどれだけ素晴らしい事か解ったか、雄山。
 雄山「うむ。。。」
 日本文化にこだわり、コシのある人間になろうとする事が強さではないのじゃ。コシがなく色々なものを吸収出来る事こそが本当の強さなのじゃ。そして、それこそが『大阪の味』である。また、これからの日本が目指す味であり、国家像である。つまり、日本とは大阪なのじゃ。大阪こそが日本の中心に相応しいのじゃ。東京を日本の中心にしているから日本がおかしくなって来たのじゃ。何が日米安保じゃ。日本はアメリカだけの味に染まっていいのか?コカコーラのダシでうどんが喰えるか?日本は即刻日米安保条約を破棄し、国連の味に染まるべきなのじゃ。コシのある軍隊ではなく、腰抜けの吉本お笑い軍団を国防にすべきなのじゃ。琉球国の国防は『もてなし』であった。まあ、八重山諸島などに対する支配の歴史もあるが、それでも琉球国の国防の基本は『もてなし』であった。琉球でなら、それは音楽であったり踊りであったのだろうが、日本の中心は大阪である以上、日本の国防は吉本お笑い軍団でしかない。世界の紛争地に現在日本で一番面白い漫才コンビである『メッセンジャー』を団長とする部隊を日本からのメッセンジャーとして派兵すべきなのじゃ。それしか日本の未来はない。
 大原社主、よく解られたか。
 大原「よく解りました。この上は我が新聞社の全精力をあげて協力致します。」
 うむ。

 っちゅう事で、報恩講が終わっても変わらず忙しい一日。思わず『土曜プレミアム 新・美味しんぼ2』を、前半観てもうたやんけ。。。
 
 今日は、報恩講が終わった御褒美に『ラーメン焼き飯セット』を食べる。昨日の晩飯は殆ど食べてなかったし、まあエエやん。
 ついでにフリースのヨット・パーカーがユニクロで安かったので4点購入。ポリは気に入らんが、綿のパーカーは重いから肩がこるのだ。部屋着で肩こってどないしまんねん。。。っちゅう事でフリース素材に決定。
 夕方に仕事が終わって、ジャイアント白田vs芸人30人の勝負を観て、「ちょっと寝よ」と思たら、電話。
 ふっふっふっふ。。。ついにうちに光がやって来る。長澤まさみはエロいだけで気に入らん。エロだけなら飯星景子の方がエロいぞ。きっと飯星景子の内モモには神様が住んどるぞ。なんの神様か知らんが、住んでる事は間違いない。張りのある内モモちゃいまっせ。脂肪が浮いてたるんだ内モモでっせ。エロエロでんがな。
 で、NTTの兄ちゃんと電話で喋りながらメールアドレスを伝える。ちなみに『erovows』から始まる。よってe、r、o、v、o、w、sと言ったら、電話向こうの兄ちゃん「あ、エロ坊主ですね」と。
 そうや、エロ坊主や。
 本来腰抜けのはずやのに、コシのある事を目指してしまう程の腰抜けや。
 コシがないのが腰抜けのコシや。讃岐うどんの様に頑なでないのが、腰抜けうどんや。柔らかな心でっせ。
 排他的なコシのある日本を目指す人達は一度大阪の腰抜けうどんを食べたらエエ。讃岐うどんばっかり喰ってるから排他的な右翼になるんや。新右翼の鈴木邦男も「日本は和国である」と云うとるやろ。
 ネオコンの私はもっと言いまっせ。
 腰抜けが日本やねん。柔らぎを持った和らぎの国が日本やねん。排他的なコシはしんどいでっせ。コシのあるうどんは胃の弱い人間には辛いもんでっせ。病人でも食べれるのが、つまり『お粥』の代わりに食べれるのが『腰抜けうどん』である。人に優しいのが腰抜けうどんである。
 日本が目指すのは腰抜けうどんである。世界の紛争地に腰抜けうどんを持って行くべきなのである。

 よって(『酔って』ともいうが。。。)、本日の結論。
 日米安保を破棄する。
 かといって国連軍での軍隊派兵ではなく、メッセンジャーを団長とする吉本お笑い軍団が紛争地域の間で笑かして、敵味方関係なく仲良く腰抜けうどんを食べながら、「所詮、おれ等へタレやで。」と、メッセンジャーあいはらに云って貰う。
 で、メッセンジャーあいはらがノーベル平和賞を受賞して、パツキンのネーちゃんに花束を贈呈された時に「とりあえず、乳揉んでエエ?」と、ノーベル平和賞というハレの舞台でセクハラ発言をする。そして、その事を批難されたら、「セクハラ発言が問題になるのは大阪なら淀川の北だけじゃ!」と開き直る事によって、「ノーベル平和賞を受賞するに値する人格だとは思えない」と剥奪されて、それを『それゆけ!メッセンジャー』でネタにして、「1億あったらどれだけエロDVDを買えたか。。。惜しい事をした。。。」と云う、っちゅうのがエエパターンやな。

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2 コメント

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光が・・ (古豆)
2007-11-18 21:31:28
今日のお話、いいです。
読み方によっては排他的一神論批判、渡来弥生文明以前の生きとし生けるものに神や仏性が宿っていた縄文的ゆるい多神論こそ世界を救う=腰抜けうどんと勝手に解釈^^
光がやってくる・・・遂に阿弥陀様が!と思ってしまいました^^/
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Unknown (エロ坊主)
2007-11-19 00:54:35
 そうなんですよ。ついに光が来るのです。で、何故か光の方がADSLよりも安い。。。

 あ、こういうのもありますよ。
 http://www2.big.or.jp/~yba/teach/hongan33.html
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