坊主の家計簿

♪こらえちゃいけないんだ You
 思いを伝えてよ 何も始まらないからね

トンネル抜けて

2007年07月09日 | 坊主の家計簿
 7月9日

 外食  酢豚定食         750円
 食類  赤ウインナー       104円
     てっちゃん        140円
     イカ塩辛          50円
     茄子            99円

 合計              1143円
 7月累計           33804円

 腹が減った。。。昨日、ロクに飯喰ってなかったし。。。
 っちゅう事で、今日は仕事が早く終わったので『ハイカロリー酢豚定食』。やっぱし美味いなぁ。。。

 しゃて、『小沢民主代表、過半数取れねば政界引退の考え』らしい。
 決意は解る。が、間違って居る。
 参院で過半数が取れなくても代表を辞める必要もなければ、当然議員を辞める必要もない。
 確かに今回の参院選は勝負所だろう。これで与党が過半数割れをしなければ日本人は大笑いされる事必須であろう。これだけの不祥事が続いて、例えばそれが『政治に関する無関心』に繋がり、投票率が下がり、与党が勝てば大笑いだ。
 だが、仮に与党の過半数割れがなかったとしても小沢氏が辞める必要など全くない。参院で勝てなくても、次の衆院選があるだけの話だ。別に最後の戦であるわけもない。戦いはこれからも続くし、ずっとずっと永遠に続く。逆に小沢氏が辞める事によって諦めムードが漂うのではないのか?士気が下がるのではないのか?
 小沢氏には自民党を割って出て行った責任だけでなく、国会議員としての責任を全うして頂きたい。それは決して辞める事ではないはずだ。辞めたら責任を取れんだろうが。

 伝統仏教には様々な歴史的な垢がこびり付いている。伝統仏教教団の、いや、もっと厳密に云うのなら『真宗大谷派』という伝統仏教教団の僧侶資格保有者には『僧侶』としての責任がある。単なる『門徒』でない責任がある。僧侶資格を取らせて頂いた様々な御門徒の『布施』に対する責任がある。
 それは決して『門徒』にとって都合の良い僧侶になる事ではない。そんなもんは仏教関係なしの話だし。

 現実には様々なしがらみがある。その『しがらみ』を無視する事は個人を無視する事だ。世間を無視する事だ。
 真宗仏教は在家主義である。出家主義ではない。在家主義で世間にどっぷりハマっている。だから面白い。
 綺麗事では済まない現実がある。その現実から始める以外に道はない。『行ったきり』の仏教観では役に立たない。

 親鸞はエリートだった。これは間違いない。僧侶の中でも優秀だったみたいだし、当時の「文字も読めない」人達が多く居る中で親鸞は文字が読めて書けた。ややこしい論文も書いている。
 漢文も読み書きでき、貴族の出らしく歌も作れた。
 その事に対する責任を親鸞は果たそうとした。くどく、ひつこく、果たそうとした。
 親鸞は学者であった。ただ、学問を出来る責任を果たしただけなんだと感じる。

 親鸞は比叡山から降りたが、別に比叡山を見捨てたわけでもないと思う。
 無戒名字の比丘なんだし。

 山家の伝教大師は
 国土人民をあわれみて
 七難消滅の誦文には
 南無阿弥陀仏をとなうべし
 (親鸞)

 なんだし。
 強烈な批判だろう。
 届いたのかどうか知らんが。

 民主党の小沢氏が野党が過半数を取れなかった場合に責任をとって国会議員を辞める事は、責任を取る事でもなんでもない。単なる逃げだ。
 地道でエエから国会議員としての道を歩み続けて頂きたい。

 

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