坊主の家計簿

♪こらえちゃいけないんだ You
 思いを伝えてよ 何も始まらないからね

勝負

2010年06月25日 | 坊主の家計簿
なにやらワールドカップらしい。サッカー日本代表が大変らしい。
深夜から試合が始まるらしいのだが、なにやら「その為に早寝する」という人が居てたり、眠くならないようにカフェインのドリンクなんぞを「ワールドカップ用」として売出す薬局なんぞもあるらしく、見事な祭である。
まあ、趣味が違うだけであって、私も「ヒョードル対石井」が深夜中継ならば早寝して絶対に観るやろうし。やはり勝負事が好きなのは野球賭博の相撲取りだけやないわけであって、やっぱり好きやのぉ。

選挙らしく、ポスターがチラホラ。
テレビ観てたら、某行政改革政党が「議員の定数削減」なんぞといってたが、定数削減したら「国どうしで戦争なんかしてる場合でないぜよUFOが地球にやって来て、地球人全員が奴隷にされるぜよ」という政党の候補者が当選する見込みがなくなってしまうわけであって、また、「戦争の代わりに各国最強の格闘技者どうしが戦えば平和が訪れる」という政党の候補者が当選する事も難しくなるわけであって反対である。出来れば比例区の当選者をもっと増やして貰いたいぐらいである。

そういえば、ユニクロが英語を社内公用語にするらしい。「この売国奴が。。。」なんだが、売国奴だろうとなんだろうと企業は生き残っていかんとアカンわけであって、んなもん愛国心の為に心中する必要もないんだろうが、とりあえずユニクロに行った時に「ハロー」なんぞと声をかけられた時には鋤と鍬をもって一揆するか、店内に塩を撒いて「悪霊じゃ、悪霊じゃ、水戸浪士の悪霊が巣食っておるぞ」、ぐらい言わんと気が済まんやろ。っちゅうか、安いから今まで通りに行くやろうけど。愛国心と「安くてエエもん」を比べたら、そりゃ、「安くてエエもん」のWinでんな(笑)

ん?今日は通夜だった。
位牌→負け
読経→ぎりぎり勝ち
法話→危うい所で引き分け
っちゅう感じか。自己基準やが。
誰と戦っとるねん(笑)

納得いく人生。妄想、幻想、思い込みが私を苦しめる。煩悩が私を苦しめる。
だから、納得→勝ち、である。「なんでやねん、こんははずちゃうかったやんけ→負け」である。
勝って天国、負けて地獄。共に迷いの世界。


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6 コメント

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Unknown (nikoju)
2010-06-27 17:07:14
>位牌→負け
あーわかるよ、一がね、意外に難しくて泣く。
しかも法名軸だと、何十年も残る(汗)
葬儀の時に使用される白木のやつは野位牌(のいはい)というのだよ~
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Unknown (エロ坊主)
2010-06-28 01:30:34
 あ、あれは野位牌っちゅうんですか。単に「白木の位牌」と呼んでただけなので、ひとつ勉強になりました。ありがとうございます。

 しかし、門外不出の秘技で書いているのですが、『一』は確かに泣く。。。
 ちなみに法名軸に書いた事がありません。恩師は野位牌を辞めて法名軸に代えて行く運動をやっているらしいのですが、え~。。。現状の立場では難しい。。。
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法名軸のこと (nikoju)
2010-06-30 12:15:20
新しいこと、あんまりしなくていいと思っています。それよりも大事にしてきたことの意味を問うたり、その願いにふれたりということほうが先だと思うのです。
蛇足だと思いますが、法名軸のことですが、

本山で帰敬式を受けて法名を持っておられる方は、亡くなった時に日付を入れます。ぴらっと一枚のこれを法事で前卓あたりにぶら下げる。

亡くなった後に院号法名を申請しいただくとき(すでに日付入り)はお内仏の大きさに合わせて、それをそのまま法名軸にするのが正式なんだそうです。(見たことないけど)

うちのほうは、葬儀に白木の野位牌を大小用意し、大は納棺法名などと一緒に荼毘に。小はお寺で預かって自然に帰してます。その時に合副法名軸に名前を書き入れてますよ。地方によって違うのかもしれませんね。地元に先輩がいるのはとても心強いことですね。
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Unknown (エロ坊主)
2010-07-01 03:08:21
『副法名軸』って、なんですか?大阪でも違った名前で呼んでいるのか、それともないのかなぁ。。。

 今日、満中陰の法事でして、で、私は満中陰までに過去帳に法名を書いて白木の野位牌と交換する事にしているのですが、え~。。。やっちまった。。。
 いや、同じ名字の方が多くてですね、で、同じ名字の方が立て続けに亡くなられて、思いっきり間違えてしまった。。。とりあえず謝って、法事が終わったら速攻で仏具屋さんで過去帳を買って、全部書き直しですわ。

>地元に先輩がいるのはとても心強いことですね。

 うちの寺は前住職が数年前に亡くなっているので、前住職に聞く事が出来ないのですが、その分、門徒さんに聞いたりも出来ますし、結構、エエ感じです。なんせ、『道』すら最初解らなかったので、ホンマ、近所の道路から教わったりしています。
 うちの寺と数百年来の付き合いのあるお寺さんが数ヶ寺ありまして、報恩講の御参り合いをしているのですが、この前の報恩講の時に、「誰が何の役」という割り振りは「いつもどうやってはったんですか?」と(笑)
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Unknown (nikoju)
2010-07-05 15:04:42
ごめんね、何回も。
>『副法名軸』って、なんですか?大阪でも違った名前で呼んでいるのか、それともないのかなぁ。。。

失礼かと思いつつ、書いてよかったよ。
私は補導をしていたから、荘厳のことは少しわかります。それからくわしい先輩がたくさんいるから、ちょっと分からないことがあったら、聞いてくださいね。

合副(がっぷく)の法名軸です。
いいのみつけたよ、絶対見てね、
http://www.jyoganji.jp/memodata.php?eid=00014
ここに書かれているように、左に掛けます。
法名軸の自体は仏具屋さんで、大体一万円以内で売っていますから、その写真のように数人書きます。
写真は法名しかありませんが、私の地域は、
縦三分割し、上の段は狭く、真ん中に「法名」とかく。
それから下ニ行を縦三から四分割し、お一人お一人の法名が書けます。お内仏によって、法名軸の大きさが変わるので、100代くらいだともっとたくさん書けるはずです。説明下手なんですけど、わかりました?

名古屋は荘厳作法について熱心ですね。私の同朋の会でも名古屋教化センターのものを愛用しています。上記HPと同じ写真です。じっくり細かいところまで見てみるのも大事ですよ。


それと過去帳は、各家々で書いてもらっています。「家族の歴史なんですから、若い人に頼んでかいてもらってくださいね。」といいます。

名古屋の資料によると、法名軸が掛けられないときは折本式の過去帳を使う場合がある。のだそうで、田舎のほうはお内仏が大きいからうちの方ではあまり見かけないのかな。

お付き合いのあるお寺さんが何カ寺か、
これって結構大切なんだなと、今年の報恩講では思い知らされました。巡讃を考えたら、中日ニ座ある場合は、最低5人+6人いて欲しいところ。これが無理なら一人二首したりします。
言葉不足ですが、意味わかりますか?

それと、
>「誰が何の役」という割り振り
は、暗黙の上下関係があるのです。
それから、登高座は資格がいります。
調声はうまい人、出来る人、親戚
登高座 念仏讃 は暗黙の上の方、
二重は 暗黙の下の方、
三重や結讃を 暗黙の上の方にお願いするのは「座にご無礼」に当るでしょうが、高音が得意な方ならアリです。
まあ「座にご無礼」は自体決まり文句です。
とはいえ、これは地方によって違うのかもしれません。ですから、地元の先輩を大切にしてくださいね。

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Unknown (エロ坊主)
2010-07-06 01:58:30
>合副(がっぷく)の法名軸

 正直、見た事がありません。というか、大阪の大半の仏壇には無理です。小さいですし。荘厳について聞かれた時には『お内仏のお給仕と心得』を引っぱりだして説明したりするのですが、「ホンマはここに仏華を置いてですね、ここにローソクを置いてですね」と説明すると、「そんな事したら仏壇燃えるし、華も置かれへんわ」です。ですから、「危ないですし、仏壇の外に出しましょ」と。ですから、過去帳オンリーです。大きな仏壇でも周囲がそういう状況なので大阪では、ほぼ過去帳になっています。ちなみに京都時代も見た事がありません。

 ちなみにリンク先はヨメはんのいとこの寺です(笑)「困った時の長浜頼り」という事だったらしく、先代住職さん(義母の姉の夫)には大変御世話になっています。

 うちの寺の報恩講は『基本4人』です。私も含めて。で、それにプラスして雑多な人達になるのですが、同盟(?)を組んでいる4ヶ寺以外、つまり他3ヶ寺以外には巡讃は当たりません。つまり、新米住職の私が行った場合でも、他の多くの先輩住職が居られようがなんだろうが、問答無用に巡讃が廻って来たりします。思わず「え!」って大きな声を出してしまいました(笑)

 しかし、大阪と北陸とはやはり全然違いますね。大阪では、ほぼ寺の点数も、法要座次も末寺の報恩講では壊滅しています。まあ、年功序列であったり、ベテランから選ぶであったり、付き合いの古い所から選ぶであったりと、かなりエエ加減です。
 登高座をやられる所はその寺の住職さんがやっている所しか見た事がありませんし、登高座カダの調声はキン役だった私がやってましたし。
 ちなみに『高音』も御法度(?)です。私は声自慢なので高音を張りたいのですが、高音が苦手な方々も多く、先日、永年の付き合いのある寺の前住職さんが亡くなられて葬儀だったのですが、新米の私がキン役でカダの調声だったのですが、もう、「声、どれぐらいにします?」と聞きましたもん(笑)前の寺では報恩講前に住職に「これぐらいの高さでエエですか?」と、チェックを頼んでましたし♪
 その分(?)通夜、葬儀での三重の高い事、高い事。もう、高音大声で会場内のザワ付いた空気を「三重で黙らせないと負けや」と。で、ラストソング、失敬、回向は静かに朗々と勤めています。
 セップは変えていませんが、まあ、間違いなく声明の先生からは怒られるかも?と、いう様な事をやっています(笑)

 しっかし、ホンマに地方等によって違いますね。
 ちなみに長浜には『おそうぶつ』(オソーブツ。石川県では『ムジュウブツ』?)という風習があるらしく、一度葬儀をリンク先の前住職さんに手伝って頂いた時に聞いて、本では知ってましたが、実際にやっておられる所の方に初めて話を聞かせて頂く事が出来て楽しかったです。ただ、長浜では七条を着て、村を練り歩くらしく、七条がずり落ちない為に「思いっきりキツく縛る」らしく、私も「思いっきりキツく縛られ」てしまいました(笑)
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