坊主の家計簿

♪こらえちゃいけないんだ You
 思いを伝えてよ 何も始まらないからね

斉藤さん

2008年01月08日 | 坊主の家計簿
 1月8日

 1円も使ってません。

 1月累計          52085円

 「吉之介!わらわは何故殿になれぬのじゃ。これは女性差別ではないのか?」
 「篤姫様それは。。。」
 「えーい、吉之介!そなたはわらわに口答えする気か!分を弁えろ、分を」
 (『篤姫?』第一話)

 と云う事でテレビドラマである。新しいテレビドラマが始まる時期である。
 何やらNHKでは宮崎あおいちゃん主演の大河ドラマが始まったらしいが、旅行中だったので観てない。っちゅうか、NHKでのあおいちゃんの演技は余り好きではない。あおいちゃんは『眉間にシワをよせてナンボ』である。予告で余りに健康的な演技をするあおいちゃんを見て、「あおいちゃんも大変やなぁ。。。せっかくNANAを断ったのに。。。」と思ったぐらいだ。っちゅうか、幕末物語なので多分観ると思うが。

 今日は小西真奈美が出てる『あしたの、喜多善男』をチラッと観てた。
 『チラッと』なのは、『ダメジン』っちゅう、バブルお気楽映画を観てたので。あ、市川実日子はやっぱり素晴らしい。真奈美タンの1億倍ぐらい芝居が上手いのぉ。。。
 とは云え、真奈美タンが出てるテレビドラマなので応援もしたい。けど、ちゃんと観てない。けど、人生を考えるにはエエ感じのテレビドラマかも知らん。ついでに松田龍平が初のテレビドラマやし。「あの松田龍平がテレビドラマに出る!」っちゅうのが話題なんだろうし、視聴率が悪くてもそれは真奈美タンのせいではなく松田龍平のせいやろうし。
 まあ、少し面白そうです。

 で、この新春一番の気になるテレビドラマは『斉藤さん』である。もう、予告を観て、ハマったハマった。観月ありさには全然興味がないのだが、このドラマは面白そうである。ちなみに関西では水曜22時から10チャンネル。他の地域は知らん。

 「日本人は自分の意見を言わな過ぎる」と聞くと無条件に「ああ、この人は頭が悪いんだ。。。」と思うようにしている。それは「黒人は色が黒いからダメだ」と余り変わらん気がするし。
 自分の意見を言う言わないなんぞは、個人の好き勝手にすりゃエエだけの話である。
 自分の意見を言う事が『正しい』のなら、自分の意見を言わないのが謙虚で奥ゆかしく美徳とされるのと変わらぬ偏見の押しつけでしかない。
 そういう個人主義を私が好きなので、当然『空気を読まない』斉藤さんはエエ感じのドラマみたいだ。
 
 ただ、【うるさかろうが、煙たかろうが、斉藤さんは正義の道をゆく。】っちゅうのはどうかな。テレビドラマもまだ観てないし、原作も読んでないので解らないのだが、『正義』は違うやろ。斉藤さんは斉藤さんの意見を云ってるだけではないのか?そこに『正義』が付くと排他的になる。まあ、真宗的には排他的から逃れられないのだが。。。

 ふと、ゴーマニズム宣言を思い出す。あれは「ゴーマンかましてよかですか」やったけ?基本は『ゴーマン』なのだ。ゴーマンに正義もクソもない。ただ単に『ゴーマンな個人の意見』でしかない。しかし、その『ゴーマン』が何時の間にかファン(?)等によって『正義』となってしまっているからタチが悪い。あくまでも一個人の意見なのだ。それが言い難いから「ゴーマンかましてよかですか」なんだろうし。

 斉藤さんのイントロダクションをみてたら、【こんな「斉藤さん」のそばにあなたがいたら...味方ですか?敵ですか?それとも知らんぷり?】とあるが、私はケースバイケースやな。
 斉藤さんが日の丸を振ろうが、赤旗を振ろうが、その場その場で考えさせてもらうだけの話やな。
 『知らんぷり』だって一つの声でっせ。それを認めない個人主義は個人主義の名を借りた全体主義やろ。

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