昨日から真宗本廟(東本願寺)で『宗祖親鸞聖人750回御遠忌』→『被災者支援のつどい』。
夕方から高倉会館であった『被災者支援のつどい 法話の夕べ』だけ参加。
講師は蓑輪秀邦先生(教学研究所長)。
講義録メモをアップしようと思ったのだが、眠い。。。
なので、辞め。
あ、行った感想は、「あれは御遠忌である」と。御遠忌が『被災者支援のつどい』と名を変えて化身したのだと。「業界用語ややこしいわい!」という事で、あれは『被災者支援のつどい』という名称に変える事によって、より御遠忌を解り易くハッキリさせたのだと。
ただ、その狙いが当たったのかどうかは解らない。
何やら初日は4200人の参拝があったらしいが(http://www.asahi.com/special/10005/OSK201103200005.htmlより)、記事を読んだ時に「え?たったの4200人?」と思った。
『被災者支援のつどい 法話の夕べ』は高倉会館、ガラガラ。当初「入れなくても構わないから、とりあえず行こう。行って表でも構わないから法話を聞こう」だったのだが、ガラガラで3人椅子に1人。
当然、単に参拝者数で物事を決めては行けないのだが、御遠忌を中止せずに、例えば本願寺派の様に
【一方、西本願寺は「共に悲しみ、共に苦しむ」親鸞の遺志をついで、750回忌法要を4月9日から予定通り行う。】(http://www.asahi.com/special/10005/OSK201103200005.htmlより)という形であれば参拝を中止なされる方々も少なかったのでは?と思ってしまう。
それぐらい大切な仏事だった。
蓑輪先生、気合い入りまくり。当り前か。
あれは娑婆の言葉(?)で言う『決起集会』やな。やっぱり、偏っとるの、俺(笑)
偏りついでに。
【ワシントン草野和彦】オバマ米大統領は訪問先のブラジル・ブラジリアで19日、声明を読み上げ、リビア国民を保護するため「米軍の限定的な軍事行動の開始を承認した。行動は始まった」と宣言した。また国民への攻撃をやめないカダフィ政権に対して、「行動には結果が伴う。それが連合国の大義だ」と述べ、国際社会の強い意志を主張した。
大統領は軍事行動について、「米国や我々のパートナーが求めた結果ではない」とし、国連決議に盛り込まれた即時停戦に応じないカダフィ政権が招いたものだと指摘した。さらに「圧政者が自国民への情けは無用と言っているのに、手をこまねいているわけにはいかない」と語った。
大統領は米国の役割に関し「国際的なパートナーが主導する飛行禁止空域の設定を可能にする」として、仏英軍の支援的な立場であることを強調し、地上部隊の派遣はないことも改めて確認した。
一方、クリントン米国務長官は訪問先のパリで19日、国連決議の履行を協議する多国間会議に参加後、軍事行動に至るまでの「アラブ諸国の指導力と参加は重要」として、その「正当性」を強調し、実際の作戦への参加にも期待を表明した。】(http://mainichi.jp/select/world/news/20110321k0000m030039000c.htmlより)
である。
【「行動には結果が伴う。それが連合国の大義だ」】
であり、
【「米国や我々のパートナーが求めた結果ではない」】
であり、
【「圧政者が自国民への情けは無用と言っているのに、手をこまねいているわけにはいかない」】
である。
これだってきっと『人道支援』なんだろう。
阪神大震災直後にオウム事件があった。今でもヒステリックになっている方々も居られるが、オウム真理教の方々だって『同じ人間である』と、今日では森達也氏の『A』『A2』等が教えてくれる。
というか、オウム真理教の幹部の方々は、非常に心優しい方々であった。大阪の幹部の方には数名、直接会った事があるのだが、非常に心優しい方々だった。それは麻原氏でも同じだったのだろう。オウム事件後の報道の中で、麻原氏の部屋の不潔さ、確か「ネズミやゴキブリが沢山」みたいな事も流れていたはずなんだが、あれは単純にネズミやゴキブリを害虫と見なさなかったからだけではないのか?と思ったりする。
で、心優しいが故の一連のオウム事件だったのではないのか?地下鉄サリン事件等の。
心優しい人にとっては、心優しいが故に「許せない事」が多々あるのだろう。
そして、敵を作る。『敵』は『救われない人』になる。だからオウム真理教の『タントラ・ヴァジラヤーナ』であったり、『ポア』であったり。あれは少なくともオウム真理教の方々にとっては『殺人』ではなく『救いの為の行動』でなかったのか?
で、偏った思考方法の私は、この『何かしなければ症候群』が、そのまま広がって行く事がうっとうしい。非常にうっとうしい。
リビアに自衛隊は行けない。行っている場合ではない。今の日本にそんな余裕はない。
でも、米軍に助けて貰ったりしている。「米軍に助けて貰ったままで、そのままで良いのか!」「私たちも世界の独裁者に圧政されて、殺されている方々に対して何か出来る事はないのか!」「今こそ行動する時ではないのか!」等と、『災害での被災者』が『独裁者の被害者』へと。
日本がアジアを中心とする周辺諸国でした侵略戦争でも、今日では「侵略でなく解放である」等と。確かにそういう一面もあったのだろうが、侵略の面もある。
タントラ・ヴァジラヤーナが『殺人』でなく、『救済』であった事と似ている。
今日、3月20日は地下鉄サリン事件があった日。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110320/t10014794021000.html
上記リンクニュースでは慰霊式が行われたらしい。
16年目。十七回忌。
そんな日に『ジャスミン革命』という民主化運動に対して圧政を加えているリビアに対して、日本も含む『西側諸国』の中の連合国が軍事行動を始めた。
【ロイター通信によると、リビア国営テレビは20日、米英仏などの攻撃により、首都トリポリやベンガジの民間人地区で計48人が死亡、150人が負傷したと報じた。】(http://mainichi.jp/select/world/europe/news/20110320k0000e030035000c.htmlより)
である。
そういう中での宗祖の御遠忌。
夕方から高倉会館であった『被災者支援のつどい 法話の夕べ』だけ参加。
講師は蓑輪秀邦先生(教学研究所長)。
講義録メモをアップしようと思ったのだが、眠い。。。
なので、辞め。
あ、行った感想は、「あれは御遠忌である」と。御遠忌が『被災者支援のつどい』と名を変えて化身したのだと。「業界用語ややこしいわい!」という事で、あれは『被災者支援のつどい』という名称に変える事によって、より御遠忌を解り易くハッキリさせたのだと。
ただ、その狙いが当たったのかどうかは解らない。
何やら初日は4200人の参拝があったらしいが(http://www.asahi.com/special/10005/OSK201103200005.htmlより)、記事を読んだ時に「え?たったの4200人?」と思った。
『被災者支援のつどい 法話の夕べ』は高倉会館、ガラガラ。当初「入れなくても構わないから、とりあえず行こう。行って表でも構わないから法話を聞こう」だったのだが、ガラガラで3人椅子に1人。
当然、単に参拝者数で物事を決めては行けないのだが、御遠忌を中止せずに、例えば本願寺派の様に
【一方、西本願寺は「共に悲しみ、共に苦しむ」親鸞の遺志をついで、750回忌法要を4月9日から予定通り行う。】(http://www.asahi.com/special/10005/OSK201103200005.htmlより)という形であれば参拝を中止なされる方々も少なかったのでは?と思ってしまう。
それぐらい大切な仏事だった。
蓑輪先生、気合い入りまくり。当り前か。
あれは娑婆の言葉(?)で言う『決起集会』やな。やっぱり、偏っとるの、俺(笑)
偏りついでに。
【ワシントン草野和彦】オバマ米大統領は訪問先のブラジル・ブラジリアで19日、声明を読み上げ、リビア国民を保護するため「米軍の限定的な軍事行動の開始を承認した。行動は始まった」と宣言した。また国民への攻撃をやめないカダフィ政権に対して、「行動には結果が伴う。それが連合国の大義だ」と述べ、国際社会の強い意志を主張した。
大統領は軍事行動について、「米国や我々のパートナーが求めた結果ではない」とし、国連決議に盛り込まれた即時停戦に応じないカダフィ政権が招いたものだと指摘した。さらに「圧政者が自国民への情けは無用と言っているのに、手をこまねいているわけにはいかない」と語った。
大統領は米国の役割に関し「国際的なパートナーが主導する飛行禁止空域の設定を可能にする」として、仏英軍の支援的な立場であることを強調し、地上部隊の派遣はないことも改めて確認した。
一方、クリントン米国務長官は訪問先のパリで19日、国連決議の履行を協議する多国間会議に参加後、軍事行動に至るまでの「アラブ諸国の指導力と参加は重要」として、その「正当性」を強調し、実際の作戦への参加にも期待を表明した。】(http://mainichi.jp/select/world/news/20110321k0000m030039000c.htmlより)
である。
【「行動には結果が伴う。それが連合国の大義だ」】
であり、
【「米国や我々のパートナーが求めた結果ではない」】
であり、
【「圧政者が自国民への情けは無用と言っているのに、手をこまねいているわけにはいかない」】
である。
これだってきっと『人道支援』なんだろう。
阪神大震災直後にオウム事件があった。今でもヒステリックになっている方々も居られるが、オウム真理教の方々だって『同じ人間である』と、今日では森達也氏の『A』『A2』等が教えてくれる。
というか、オウム真理教の幹部の方々は、非常に心優しい方々であった。大阪の幹部の方には数名、直接会った事があるのだが、非常に心優しい方々だった。それは麻原氏でも同じだったのだろう。オウム事件後の報道の中で、麻原氏の部屋の不潔さ、確か「ネズミやゴキブリが沢山」みたいな事も流れていたはずなんだが、あれは単純にネズミやゴキブリを害虫と見なさなかったからだけではないのか?と思ったりする。
で、心優しいが故の一連のオウム事件だったのではないのか?地下鉄サリン事件等の。
心優しい人にとっては、心優しいが故に「許せない事」が多々あるのだろう。
そして、敵を作る。『敵』は『救われない人』になる。だからオウム真理教の『タントラ・ヴァジラヤーナ』であったり、『ポア』であったり。あれは少なくともオウム真理教の方々にとっては『殺人』ではなく『救いの為の行動』でなかったのか?
で、偏った思考方法の私は、この『何かしなければ症候群』が、そのまま広がって行く事がうっとうしい。非常にうっとうしい。
リビアに自衛隊は行けない。行っている場合ではない。今の日本にそんな余裕はない。
でも、米軍に助けて貰ったりしている。「米軍に助けて貰ったままで、そのままで良いのか!」「私たちも世界の独裁者に圧政されて、殺されている方々に対して何か出来る事はないのか!」「今こそ行動する時ではないのか!」等と、『災害での被災者』が『独裁者の被害者』へと。
日本がアジアを中心とする周辺諸国でした侵略戦争でも、今日では「侵略でなく解放である」等と。確かにそういう一面もあったのだろうが、侵略の面もある。
タントラ・ヴァジラヤーナが『殺人』でなく、『救済』であった事と似ている。
今日、3月20日は地下鉄サリン事件があった日。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110320/t10014794021000.html
上記リンクニュースでは慰霊式が行われたらしい。
16年目。十七回忌。
そんな日に『ジャスミン革命』という民主化運動に対して圧政を加えているリビアに対して、日本も含む『西側諸国』の中の連合国が軍事行動を始めた。
【ロイター通信によると、リビア国営テレビは20日、米英仏などの攻撃により、首都トリポリやベンガジの民間人地区で計48人が死亡、150人が負傷したと報じた。】(http://mainichi.jp/select/world/europe/news/20110320k0000e030035000c.htmlより)
である。
そういう中での宗祖の御遠忌。
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