坊主の家計簿

♪こらえちゃいけないんだ You
 思いを伝えてよ 何も始まらないからね

気分

2011年06月28日 | 坊主の家計簿
 いかん、気が緩んでいる。
 今日は、仕事が終わってお買い物(の下見)→御近所スーパー銭湯500円。いつも行く銭湯より高いし、ゆっくりする。3時間ぐらい居たのかな?
 途中で携帯のチェックは『一度だけ』したのだが、その後にゆっくりしていると仕事依頼の着信何度か。。。え~。。。初めの着信から40分経過していてて、当然、仕事は他に。あ~。。。
 今後の反省としては『銭湯でゆっくりする時は、iPhoneをジップロックに入れて、自動ロックを解除してiPhoneと一緒に入る。』これならば、まあ、なんとかなるやろう。っちゅうか、マメに10分ぐらい毎にチェックしればなんとかなるか。落ち着かんが、『落ち着いている身分ではない』っちゅう事で。
 とある仕事をやっている人は24時間携帯の電波が入る所にしか行かないらしい。まあ、多少の圏外はあるのだろうが、なんか、そんな事を思い出したりしていた。そこまでの真似は出来ないが姿勢は学ぼうと。


【内部被曝追跡始まる 30年調査、まず10人が放医研へ】
 http://www.asahi.com/special/10005/TKY201106270090.html

 と、個人的今日のトップニュース。
 福島県民って約203万人らしい。で、30年以上の調査。すげー。。。
 
 関連する別の記事だが

【福島の15人、尿から微量のセシウム 飯舘村と川俣町】
 http://www.asahi.com/national/update/0624/OSK201106240112.html

 である。

 これは「福島から」であって頂きたい。いや、県境って人が決めたものですし。放射性物質って飛びますし。

 昨日はバタバタしていたので観れなかった、毎日放送『その日の後で、フクシマとチェルノブイリの今』を、さっき観る。

 そういや、昨日は一日中バタバタ。バタバタしていると普段から思い込みでしか判断出来ないのが、より一層思い込みでの判断になる。ツイッターで流れて来た情報

【「あと9%で停電」は大ウソでした 東電が数字を水増ししていたことが判明】
 http://workingnews.blog117.fc2.com/blog-entry-4057.html

 を、ちょっとした合間に見て、思わず「これはいわゆる駅前食堂が時計を少し進めている的なものなのだろうか?けど、電力会社の信頼がブラジルまで到達している現在、そのまま宇宙に飛び立つ気なのか?」などと書いてしまったのだが、後で指摘を受けて気づく。え~。。。記事にマンマと乗せられてしまって『本日のピーク時供給力』という、まあ、『本日』っちゅう部分を読み飛ばしていた。まあ、甲子園球場の弁当屋の予想みたいなもので「今日は、これだけの数を作れば大丈夫やろ」っちゅうか、『甲子園の弁当屋』という喩えは解り難いか?なら、回転寿司(笑)まあ、過去のデーターと照らし合わしてか。火力は調節出来るみたいやし。同じ「9割売れましてん」でも、仕込みの数が違えば売り上げも違う。
 んが、まあ、東京電力も、今の多くの人達が求めている情報は『本日』もなんだが、『今現在のマックス』に比較しての情報も必要だったりするわけであって、「それも並記せいよな」である。なので、これまた陰謀論が燃え上がっているわけであって。。。

 あ、毎日放送『その日の後で、フクシマとチェルノブイリの今』
 
 小出先生が、あ、これもついでなんだが、何故『広瀬隆』『田中優』なんぞと違って『小出先生』と書くのか?というと、単純な話、以前に一度、よく行く寺で話を聞いたから。20人ぐらいだったかな?そんなに居てたかな?まあ、少人数で、その後に座談&飲み会の印象も含めて「あ、この人は面白い」と。もう、『反原発』という枠内では収まらない人、え~。。。『反近代文明』とでもいうのだろうか?なんか、そんな印象。だから、多分、このブログにも以前に小出先生の事も書いたと思う。んなもんで、『小出先生』

 で、小出先生がパニックに関して「正しい情報を出す事」と言ってはった。そら、そうだ。電力会社は以前より「嘘をついて来た過去」があって、「貴様は過去だけで判断するのか!」でもあるのだが、やはり今回も色んな誤摩化しがあったようであり、まあ、電力会社&政府もパニック状態でもあっただろうし、判断ミスも多々あっただろうが、まあ、信頼は『地の底まで落ちた」ではなく「ブラジルまで突き抜けた」みたいな感じでもある。それでも、まあ、本人が「これが正しい情報です」ならば、第一義として「信頼しようとしなければならない」っちゅう姿勢だけは忘れたくないのだが、え~。。。

 本日の私的トップニュースの福島県の被曝調査に関しても、その数値が信頼されなければ意味がない。

 今日、ツイッターをツラツラ見てると「僧侶はプライベートでも法衣を着るべきではないのか?」なんぞという意見があった。その上で「私服を来て帽子を被って僧侶である事を隠してでないと飲めない酒は飲むな」みたいな事も書いてあった。

 あ、みっけ。

 http://twitter.com/grossherzigkeit/status/85338554024214528
 http://twitter.com/grossherzigkeit/status/85338834530869248

 え~。。。坊さんルックのまま繁華街で買い物もするし、ラーメン屋にも行くが、基本、坊さんルックは『面倒』だし『高い』んなもん、私服のユニクロルックの方が楽だし、安いし、汚れても簡単。
 飲み屋には私服で行くが、んなもん、夜だし。っちゅうか、真宗の坊さんは坊さんルックのままで酒も飲んだりしているし、逆に「まっま、一杯」なんだが(笑)
 まあ、『真宗僧侶』が『僧侶』なのか?という話は置いといて。

 あ、ヘロヘロモードなので、話がバラバラですが。。。

【ひとえに賢善精進の相をほかにしめして、うちには虚仮をいだけるものか】(歎異抄第十三章より)

 現代語訳
【りっぱに善事を行じ、仏道に精進する様子をむやみと表面で示して、内心には、うそ偽りの心を抱いているのであろうか。】(現代語訳 安良岡康作)

【「不得外現 賢善精進之相」(散善義)というは、あらわに、かしこきすがた、善人のかたちを、あらわすことなかれ、精進なるすがたをしめすことなかれとなり。そのゆえは、内懐虚仮なればなり。内は、うちという。こころのうちに煩悩を具せるゆえに、虚なり、仮なり。虚は、むなしくして実ならぬなり。仮は、かりにして、真ならぬなり。このこころは、かみにあらわせり。この信心は、まことの浄土のたねとなり、みとなるべしと、いつわらず、へつらわず、実報土のたねとなる信心なり。しかればわれらは善人にもあらず、賢人にもあらず。賢人というは、かしこくよきひとなり。精進なるこころもなし。懈怠のこころのみにして、うちは、むなしく、いつわり、かざり、へつらうこころのみ、つねにして、まことなるこころなきみなりとしるべしとなり。】(親鸞聖人『唯信鈔文意』より。現代語訳は「長文、面倒なのでなし」という事で。

【浄土真宗に帰すれども
 真実の心はありがたし
 虚仮不実のわが身にて
 清浄の心もさらになし】
 (親鸞聖人)

 と、まあ、うちらの宗祖の親鸞聖人は、だから多くの人から信じられているわけであってでんなぁ。。。
 同じく、真宗坊主も、別に隠す事もなく、飲みに行っても平然と「真宗坊主です」なんぞと言ったりするわけであってでんなぁ。。。
 だから電力会社も、政府も、別にカッコ付ける事なく、正直にでんなぁ。。。まあ、特に政府に関しては完全にパニック状態だっただろうし(原発単体の事故ではない)、東京電力の人達も、まあ、地震の被災者でもあったわけでもあるし。その中での対応であったわけなんだが、やっぱし、今となっては、正直な数字を出して信頼回復に勤めるべきだと思ったりする。
 
 んが、同時に、これは、まあ、あくまでも一般論なんだが、「嘘をつかれる側にも問題はなかったのか?」というのもある。あ、詐欺は別でっせ。あれは確信犯だし。あくまでも日常に人間関係の中で。ほれ、嘘をついてしまう時って、「こんな事、言ったら嫌われへんかなぁ。。。」っちゅうものありますやん。だから、『嘘をつかれる側』は、『信頼されてなかった』という事でもあるわけでんな。

 また原発の話に戻すならば、「何を言われても大丈夫。決してあなた(電力会社・政府)の事を見捨てないから」というのも大事なのでは?と。

 電力会社、まあ、今回なら東京電力なんだが、東京電力の方々も、政府の方々も、私(達)と同じ人間である。人間であるから、まあ、『坊主』の話ならば、「坊主である事を隠して酒を飲む」場合もあるわけなんだし。

 私は『電力会社の人間』でもなければ『政府の人間』でもない。まあ、1人の日本に住む人間。それが『私の立場』なので、まあ、「もっと信頼してくれよ!寂しいやんけ」と、思ったりもする。

 何にしても過去に戻る事は出来ない。現実に立たなければどうしようもない。
 しかしながら、貧乏寺の住職で他からの仕事依頼が大きな収入源になっているにも関わらず、いまだに以前の大きな寺で働いていた気分が消えていない、というのも確かである。

 『気分』である。
 被曝に対する恐れで「最早、小児ガンが増えている!」という情報もあったりする。え~。。。被曝の影響であっても、ガンって、そんなに早くなるものなのか?まあ、気分的なものなのだろう、その情報も。少なくとも例年同月との比較でないと不明なんだし。

 そんな、気分に支配されているのが私(たち)でないのか?
 で、いくら原発管理をマニュアル化しようが、そのマニュアルを作ったのも実行するのも『気分に支配された人間』なんだし、原発事故の想定をしたのも『気分に支配された人間』なんだし。

 電力会社の方々も、政府の方々も、そんな気分に支配されて、かつ、「嘘をついてしまう」ような弱さを持った人間であるという事実を確認すべきではないのか?
 で、そんな弱さを抱えた人間に、これだけの事故リスクがある原子力発電所を管理出来るのか?

【しかればわれらは善人にもあらず、賢人にもあらず。賢人というは、かしこくよきひとなり。精進なるこころもなし。懈怠のこころのみにして、うちは、むなしく、いつわり、かざり、へつらうこころのみ、つねにして、まことなるこころなきみなりとしるべしとなり。】(親鸞聖人『唯信鈔文意』より)

最新の画像もっと見る

5 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
まず相手の言うことをその儘受け取る。いいでしょう、相手が対等な個人ならね。 (ドグマ)
2011-06-28 13:46:21
相手が目的を持った組織の場合、その目的とすることの為に安易に誤魔化してくるので御注意を。
政府やら、電力会社やら、財界やら、官僚やら、個人とちゃいますやん。
エロさん、最近長いもんに巻かれることで安心感を求めてるように見えましたぜ。オット、違たら失礼。
政府と行政は相変わらず誤魔化しで国民をコントロールしようとしてまっせ。パニックが困るんでしょう。
安全の為のパニックやないでしょうね。彼等が回避したいのは、経済パニックでしょうなぁ。その為にフクシマも誤魔化されているかも。益々エライこっちゃになってそうでんな。
おもんないコメントになっちまいましてスンマソン。
返信する
Unknown (エロ坊主)
2011-06-29 02:03:25
 『怨親平等』という言葉を大事にする仏教徒を相手に何を言ってまんねん。こんな時だから、『怨親平等』という言葉を大事にしないといけないわけであって、それが無理なら仏教徒なんぞ辞めればイイだけの話ですね。
 
 また、相手を『組織の人』として見るのか、それとも『個人』として見るのかは、決定的に違いますね。あくまでも『個人』として尊敬する。それがどんな人であっても。これも「いや、あいつだけは別だ」なら、仏教徒は辞めればイイだけの話です。

 こうみえても、一応、仏教徒でっせ(笑)
返信する
追加 (エロ坊主)
2011-06-29 02:08:28
 相手を『個人』として尊敬出来ない。あるいは『敵』として見なしてしまう。
 そういう自分を問題にするのが仏教徒の行。
返信する
更に敢えて (ドグマ)
2011-06-29 10:51:50
『個』と『集団』、ごっちゃになさいませぬよう、老婆心ながら。
返信する
Unknown (エロ坊主)
2011-06-30 00:18:07
 『個』と『組織』を混同するから無明(苦)が生まれるわけでんな。
 まあ、『個』と『集団』でも同じなんだろうが、そうやって自分を不自由にしてはるのでしょうし。
返信する

コメントを投稿