坊主の家計簿

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日本の総理なら、批判されながら参拝せえ

2013年08月15日 | 坊主の家計簿
大谷派で教育を受けた人間としてあるまじき発言。
「日本の総理なら、批判されながら参拝せえ」
と思ったりする。
当然、自腹で。交通手段は、いつもの通りで。分かりやすくいうと、誰かの葬儀に行く時に自腹タクシーなら、自腹タクシーで。まあ、そんな事はないだろうが。

なんじゃかんじゃ言いながら、やっぱり戦前に約束した事を戦後になって都合が悪くなったからといって、約束を反故するのは違うのではないのか。その事を認められない遺族感情もある。だったら、散々批判されても、行くべきではないのか?「遺族会の票が欲しいから」という下衆な感情もあっても構わない。が、大批判を買いながらでも、行けばイイのではないのか?

ある意味「靖国神社から分祠して貰いたい」という、靖国神社の呪縛から解放された人は放っておいてもイイじゃないか。『呪縛』という失礼な言葉使いをしてしまったが、やはり、戦前とはいえ日本の国家が作った神社の責任は、戦後になって「いや、法律も変わりましたし」だけで済む話ではないと思うのだが。遺族感情って、そんな簡単ではないと思うのだが。

当然、靖国神社は勝手に合祀(?)する変な宗教法人だ。遊就館もあって、戦争賛美バリバリの宗教法人だ。仮に東西本願寺教団が、それぞれの本山(大谷派では言わないが)で「一向一揆記念館」みたいなものを作った時に、一向一揆に殺された人の遺族がみたらキレるのは当然だし。そんなもんだ。

映画『靖国』には、確か、金城実(このアイコンの彫刻を作った人)や、菱木も出てたが、そら、両名の立場からなら問題視するのは当然なんだろうけど、私、3軍の葬式坊主(早く1軍に上がりたい…)なので、これまた、失礼な言葉だけど、靖国神社の呪縛から解放されていない遺族の為に、日本の総理になった人は、自腹で参拝して、新聞社を筆頭とするマスコミや、中韓などの海外や、靖国神社の呪縛から解放された人たちや、多くの一般市民からバッシングされろ。それが、『総理大臣』というイスに座った痛みだろ。

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