坊主の家計簿

♪こらえちゃいけないんだ You
 思いを伝えてよ 何も始まらないからね

七夕

2014年07月07日 | 坊主の家計簿
七夕の願い事って、基本は「思い通りに生きたい」ということだと思う。それだけ、思い通りに生きれていない現実がある。

人間といっても、その場その場の弾みで生きている。その弾みの結果が自分が思っている事とは全然違った現実が待っている。

「思い通りに生きたい」というのは、その迷いを深めるだけやけど、その底には「私を認めて欲しい」→「私が納得出来る私になれますように」と。

世間の価値観に縛られている中で呻く。世間に認められるような私なら引き受け、認められない私なら捨てる。そうやって、迷いを深める。
だから、阿弥陀さんは「えらばす、きらわず、みすてず」と。どんな私であっても決して見捨てない。それは裁く自我を否定するから。

「いい一年だった」「悪い一年だった」、「良い人」「悪い人」などと決められるわけがない。誰に決めつけられるワケもない。それも思いでしかない。

竹中先生は「阿弥陀さんの本願といっても、それは『みんなと一緒に生きたい』という事ですよ」と。

自我を超えて、どんな自他であろうとも、決して、えらばす・きらわず・みすてず、の生き方。
解放への道。

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