坊主の家計簿

♪こらえちゃいけないんだ You
 思いを伝えてよ 何も始まらないからね

新生活運動と新興仏教青年同盟

2009年03月11日 | 坊主の家計簿
 3月11日

 外食  磯辺揚げ蕎麦     326円
 食類  砂ずり        260円

 合計             586円
 3月累計         35176円

 しまった。。。サボってた2日分の家計簿&昨日の学習会の復習をしてたら、結構エエ時間になってもうたやんけ。。。

 昨日初めて教えて頂いたのだが、『新生活運動』なるものがあるらしい。
 
 http://www.city.ashikaga.tochigi.jp/01_kakuka-page/03_simin-fukusi/08_s-sien/sien_sin_seikatu.htm

 気になってちょろっとだけ調べると、何やら戦後から始まって、その後の高度成長期時代に廃ったが、今でも北関東辺りでは盛んらしい。ちなみに上記リンクも北関東の足利市のホームページだし。


【葬祭式典の無料施行!!
 刻々に迫る大衆生活の破綻は、煩わしき因襲的形式を許さなくなりました。一法要ごとに不可解な無意義な儀典を以て、時と財とを空しく浪費するの理由がどこにありましょうか。新興仏教青年同盟は時代の現相に鑑みるところあり、決然かかる因襲を打破して大衆生活に即したる式典によって故人を送りたいと思います。生の一切を精算して永久に人生の終極を告ぐる最大の記念すべき日、儀礼と虚飾を廃して、”死”の意義を徹底化するため、厳粛明朗なる式典を希わるる方のために茲に式典部を設けました。
    典則
一、棺前の装飾は清楚なる草花一供を設らえ、供物をなさざること。
二、棺は白布にておおい(エロ坊主註・漢字解らん)装飾を施さざること。
三、得度、塔婆、法名等無意義なる因襲形式を廃止すること。
四、読経は仏陀の本旨を汲む経典を(参列者合掌)
五、本同盟員二名以上参列して弔辞を朗読す。
六、一般参列者の弔辞をうく。
七、焼香は親より疎に及ぶものとす。
八、参列者は本同盟のタスキを被服の上に纏うこと。
九、追悼には希望により仏教講演会を開催す。(但し場所は施主の指定に従う)
十、葬儀の日には絶対に飲酒せざること。
十一、参列者は食事の饗応をうけざること。
十二、遺骨保管の依頼に応ず。
  付記、遺骸の解剖を希望する向にはその労を執る。
 右の条件を厳守し、静粛荘厳なる式典に依り故人を弔わんとする人は、本同盟に依託して下さい。新興仏教の趣旨に則り、一切無料にて式典を執行致します。】(新興仏教青年同盟。但し引用は稲垣真美『仏陀を背負いて街頭へ』115~117頁より)

 両方にそのまま賛同はしないが、目指したい事は同意する。

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2 コメント

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Unknown (三浦のり)
2009-03-12 07:29:47
北関東方面では、こんな事までイチイチお上(行政)から指示されんと何もできんのかって笑ってしまいました。

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Unknown (エロ坊主)
2009-03-12 15:21:16
 気になったのでも少し調べてみると

【新生活運動は、1947年(昭和22年)に片山内閣が提唱し、1955年の鳩山内閣による新生活運動協会の設立によって全国的に展開された生活改善運動です。青年団・婦人会・公民館・町内会などの団体組織を中心に、冠婚葬祭の簡素化、虚礼廃止、迷信の打破、保健衛生、衣食住の改善、貯蓄奨励など、特に慣習や意識の面の改善を目指した実践活動が推進されました。】
http://www.pref.kanagawa.jp/osirase/02/0219/exhibition/h20/h20seikatsu_kaizen/h20seikatsu_kaizen.htmlより)

 らしいです。最初から思いっきり『御上』提唱の運動だったみたいです。影にGHQが居てそうな臭いもあったりします。
 まあ、日本の戦後史ですね。そういう中で日本文化が奪われて行った。

 新興仏教青年同盟は「ブッタへ帰れ!」です。
 
 私はどちらにも賛同しかねますが、それでも現在の式典がそのままでイイとは思いません。

 ちなみに新興仏教青年同盟では結婚式も行われていたみたいです。
【仏前で誓詞が朗読され、出席者全員がその誓詞に署名し、新郎新婦が握手する。酒を用いない方針から三々九度の盃も止めて、引出物は妹尾のメッセージやパンフをお読み下さいとわたす、媒酌人は鍬と本を新郎新婦に贈る】(稲垣真美『仏陀を背負いて街頭へ』119~120頁より)

 というスタイルだったらしいです。
 私たちの引出物はお楽しみに(笑)
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