ひな祭りだった。
今年早々だったか年末だったか忘れたが、実家のオカンから「ひな人形どうする?」との事。初孫が嬉しくてたまらないオカンは『嫁ぎ先(?)で女の子が産まれたら婿(嫁)の実家からひな人形を贈らんとアカン文化圏』の人らしく、かつ、子どもが2人とも男子だったので、ひな人形が買える事が嬉しくってたまらない感じだった。んが、残念ながら息子は「ひな壇の赤はアイヌモシリ、琉球民族、被差別民衆の血塗られた赤じゃ!」と、素直に育ったので気持ちだけ有り難く頂く事にして「いらん!」と。
嫁ぎ先(?)であるここは女兄弟2人なのでひな人形があるのかどうか知らんが、ママが「ひな祭り♪」と、娘の初ひな祭りを楽しみにしていたらしいのだが、パパの「なんで寺に『お内裏様』を飾らんとアカンねん」という一言で終了。挙げ句にパパは娘を抱っこしながら「ひな壇の赤はアイヌモシリ、琉球民族、被差別民衆の血塗られた赤やねんで」と語りだす。
まあ、「ひな祭りだから今日の晩ご飯はちらし寿司」なんぞと言ってたが、私は外出してたのでちらし寿司を作ってたのかどうか知らんままのひな祭りであった。
しかし、パパは少し反省する。やはりこれは少し頑固過ぎるのではないかと。娘だってきっと「パパ、ひな祭りがしたい」なんぞと言い出すかも知れん。う~ん。。。悩む。
っちゅう事で
♪あかりをつけましょ 仏壇に
お花をあげましょ 菊の花
正信偈の 声明
今日は楽しい ひなまつり
親鸞さまと 恵信尼さま
ふたりならんで お念仏
お婿にいらした 兄さまに
よく似た安楽 白い顔
金の仏具に うつる灯を
かすかにゆする 線香
少し焼酎 めされたか
あかいお顔の 住蓮
色衣にきがえて 五条つけ
今日は私も はれ姿
春のやよいの このよき日
なによりうれしい ひなまつり
っちゅうのはどうだろうか?
親鸞と恵信尼がいつ結婚したのが知らんが、っちゅうか、資料がなかったと思うのだが、ならば「年度は知らんが3月3日」にして、『3月3日は肉食妻帯デー』と、焼き肉を食べつつ、マッコリを飲んで祝う日にしたらエエのではないか?これなら娘&ママとの妥協案になるのではないかと?
無理か。。。
今年早々だったか年末だったか忘れたが、実家のオカンから「ひな人形どうする?」との事。初孫が嬉しくてたまらないオカンは『嫁ぎ先(?)で女の子が産まれたら婿(嫁)の実家からひな人形を贈らんとアカン文化圏』の人らしく、かつ、子どもが2人とも男子だったので、ひな人形が買える事が嬉しくってたまらない感じだった。んが、残念ながら息子は「ひな壇の赤はアイヌモシリ、琉球民族、被差別民衆の血塗られた赤じゃ!」と、素直に育ったので気持ちだけ有り難く頂く事にして「いらん!」と。
嫁ぎ先(?)であるここは女兄弟2人なのでひな人形があるのかどうか知らんが、ママが「ひな祭り♪」と、娘の初ひな祭りを楽しみにしていたらしいのだが、パパの「なんで寺に『お内裏様』を飾らんとアカンねん」という一言で終了。挙げ句にパパは娘を抱っこしながら「ひな壇の赤はアイヌモシリ、琉球民族、被差別民衆の血塗られた赤やねんで」と語りだす。
まあ、「ひな祭りだから今日の晩ご飯はちらし寿司」なんぞと言ってたが、私は外出してたのでちらし寿司を作ってたのかどうか知らんままのひな祭りであった。
しかし、パパは少し反省する。やはりこれは少し頑固過ぎるのではないかと。娘だってきっと「パパ、ひな祭りがしたい」なんぞと言い出すかも知れん。う~ん。。。悩む。
っちゅう事で
♪あかりをつけましょ 仏壇に
お花をあげましょ 菊の花
正信偈の 声明
今日は楽しい ひなまつり
親鸞さまと 恵信尼さま
ふたりならんで お念仏
お婿にいらした 兄さまに
よく似た安楽 白い顔
金の仏具に うつる灯を
かすかにゆする 線香
少し焼酎 めされたか
あかいお顔の 住蓮
色衣にきがえて 五条つけ
今日は私も はれ姿
春のやよいの このよき日
なによりうれしい ひなまつり
っちゅうのはどうだろうか?
親鸞と恵信尼がいつ結婚したのが知らんが、っちゅうか、資料がなかったと思うのだが、ならば「年度は知らんが3月3日」にして、『3月3日は肉食妻帯デー』と、焼き肉を食べつつ、マッコリを飲んで祝う日にしたらエエのではないか?これなら娘&ママとの妥協案になるのではないかと?
無理か。。。
ご住職もお子様のことで、ますます楽しい悩みが増えていくのですね・・・。
「これからはアンタがするんやからよーく覚えとき!」
・・・て、なにをいばっとんねんコラ。なんでわたしがやらなあかんねん。するわけないやろちゅうねん。ここは真宗の寺やちゅうねん。
なんで阿弥陀さんの横にお内裏様をまつらなあかんねんこのどアホ。
もしもいつかわたしのところにも子を授かるご縁があったとして、その子が女子だったとして、わたしはひな祭りは断固やらんで!男子だったとして、兜飾らんで!と息巻いていると、夫から「あたりまえやんけ」という一蹴があってホッ。
・・・我が家は揉めずに済みそうです。
まあ、専門教育を受けていない限り、代々受け継がれて来た事が真宗仏教であるのか、それとも習俗としての事なのかの判断なんぞつくわけもなく、それが『当たり前』であり、そうやって行く事が『寺を受け継いで行く事』なんでしょうし、恐らくそうやって受け継がれて来たのでしょうし。
うちにひな人形がやって来る日は近いかも知れませんが、その時はこっそりと衣装を五条に(笑)歌も出来たし♪