坊主の家計簿

♪こらえちゃいけないんだ You
 思いを伝えてよ 何も始まらないからね

弾圧

2008年05月17日 | 坊主の家計簿
 5月17日

 外食  回転寿司       682円
 食類  弁当         200円
     焼き鯖         99円
     ひじき         69円
     もずく        119円

 合計            1169円
 5月累計         63999円

 DVD『世界最速のインディアン』を観る。結構エエでっせ。

 
 気になるニュース(?)を発見。
 http://sankei.jp.msn.com/life/trend/080514/trd0805140037000-n1.htm
 

 【「同じ仏教者への弾圧」を理由に、聖火リレーの出発地を返上した善光寺の決断は、傑出かつ例外的。日頃、中国とのパイプを強調している宗派や教団ほど中国政府との関係を気遣い、無関係を装っています。いつも声高に叫んでいる不殺生、非暴力、対話といった精神は、チベットには関係ないのでしょうか。】(上記リンクより)

 どうやらネットでの『産経ニュース』らしい。
 記事内にもあるが、決して無関係ではない。よって『無関係を装っている』とは事実無根である。まあ、これは表現の問題であって、表現したい事はきっと『煽りたい』のだろう。

 下にYouTubeの動画を貼っておくが、善光寺が聖火リレーの出発地を返上した時のコメントに「約一日100件を越える電話があった」らしい。その内容は「支持するというか『どうぞ公にやるべき』という意見は全くなかった」らしい。
 
 言葉は悪いが、こういうのを『圧力』と云う。
 ただ、圧力があっても前にも書いたが善光寺が聖火リレーの出発地を辞めた事は評価出来るし、聖火リレー当日に今回のチベットでの『事件』でもって亡くなられたチベット側、中国側、両者の法要を務めた事は評価する。それは当然変わらん。
 が、圧力があった事も事実である。

 この『2008.5.14 00:35』のMSNを通じての『産経ニュース』は苦言である。善光寺に対しては評価しいているから、まあ、『善光寺以外の日本の仏教界』に対する批判である。
 私も善光寺以外の日本の仏教界に身を置く人間である。
 よって、こういう批判に耳は貸すが、受け入れる事等出来るわけがない。

 ちなみに私は下っ端なので中国との関係等一切ない。まあ、ラーメンが好きなくらいだな(笑)ユニクロもか(笑)
 左派に関してはかなり批判的である。同様に右派に対してもだが。つまり特定の左派セクトに入っている事もない。
 上記で引っ張った言葉に『不殺生、非暴力、対話といった精神』とあるが、私はこのニュース(?)に対して感じるのは、いや、「フリーチベット!」に関わる一部の人達に関して感じるのは『殺生』『暴力』『対話の欠如』である。正義を振り回す危険性である。正義が、正義こそが殺し、差別する根本であると私は感じるからだ。

 まあ、こういう報道に煽られる仏教教団はないと思うが、煽られて屈服したら終わりやな。単に世間に迎合するだけの話。

 もの凄く当たり前の事なのだが、地味に抗議をしておられる方々もいる。圧力等ではなく、それぞれの問題意識の中で。
 また、多くの教団が参加している全日本仏教会も声明文や要請文を出している。またハガキを送ろうというアピールもしている。
 当然、上記リンクの記事を書いた人もそれくらい知っていると思われる。
 だが、不満なのかよく知らないが、『沈黙』であるらしい。
 多分、言いなりにならない限り『沈黙』なんだろう。そんな事を受け入れる筋合いなど一切ない。

 世間の流れに『信仰』を売り渡す、迎合する事をする必要等一切ない。
 そんな事が出来るはずもない。

 

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