坊主の家計簿

♪こらえちゃいけないんだ You
 思いを伝えてよ 何も始まらないからね

猫に起こされる

2009年06月09日 | 坊主の家計簿
 昨日、報恩講終了。
 来て下さった住職さん達に「すいません。。。後の法話で『同朋奉讃』について喋りたいので、今年は同朋奉讃式で。。。」とお願いする。
 「別にエエけど、時間は大丈夫なんか?」と心配してくれて、「ほな、ゆっくり勤行しまひょか」っちゅう事になる。
 開式前にホワイトボードにページ数の流れを書いて、「今年の報恩講は皆様と一緒に勤行したいと思います」なんぞと説明する。まあ、殆どの方は初めての和讃だっただろうから、和讃になると声が小さくなったけど、まあ、ああいうやり方も『あり』ではないかと。
 のち、急遽作った『御俗姓御文』を読む。え~。。。寺、小さなってんや。。。声、デカイ、っちゅうねん。
 急いで座敷に行って挨拶して、着替えて、トイレ行って、タバコ吸って、いざ出陣。法話。
 え~。。。結局45分ぐらいかな?話があっちに行ったり、うろうろしつつ、話す。話の流れ、なし(笑)んが、中途半端に作ったレジメに途中しばられたりしつつ、「今度はレジメ、辞めよ」と勝手に決める。
 作った資料も大半は使わず。親鸞の「いなかのひとびと」っちゅうのも使わず。
 法話は、その場の生きもんやな、やっぱし。

 終了して「やれやれ」っちゅう事で、本堂で総代さんたちと飲む。っちゅうか、飲んでたのは私ともう一人だけだったのだが。
 総代さん達が帰った後、座敷に行って最後まで残っておられた前住職の親友と飲む。諸々話を聞いて、酒がすすむ、すすむ。

 皆さんが帰られた後、「ふ~」と、布団に横になる。「あかん、寝てまう、っちゅうねん」っちゅう事で、「ごめん、ミナミに行って来るわ」と、ミナミへ。ヘロヘロや、っちゅうねん。結局ビール1杯で「あきまへん」っちゅう事で、さっさと帰る事に決定。帰り道に食べた『ガリガリ君』と、地元で食べた激辛ラーメンでなんとか持ち直す。
 んが、帰宅して、速攻「眠い。。。」っちゅう事で、寝る。

 朝、早朝、っちゅうか、以前の生活なら下手すると起きてる時間に、私が寝ている頭のすぐ近くで猫が紙袋か何かをガシャガシャやりだした。「テメー、何時やと思ってるねん」と、引っ張りだして部屋から追い出す。もう一度寝ようと思ったんだが、それまでに結構寝ているのでナカナカ寝付けない。諦めて「そういや、あそこの風呂屋何時からやったかな?」と、朝風呂の時間を調べたりしてたら、「うぅぅぅ。。。眠いぜ。。。」っちゅう事で、もう一度寝る。

 今日は、寺のお参りはない。んが、緊急手伝いの寺の仕事があったので出かける。
 帰宅すると「葬儀」との事。

 ついに来たか。。。自坊での葬儀である。
 枕経に行って、院号を付けるらしいので、院号と法名を考える。まだお参りに行った事がない所だったので、挨拶して、「どういう人だったんですか?」と聞いて考えた院号と法名を「こういう理由で付けました」っちゅうのを書く。これはそのまま通夜説法で使って、向こうの人たちに渡すつもり。

 書き上げるとヘロヘロ。「え~。。。ちょっと脳みそ休めます」っちゅう事で、晩ご飯までほんの少しだけ仮眠。
 のち復活。メシを軽く喰って、ヨメはんとご近所散策&ヨメはん行きつけの居酒屋へ。
 美味いし、ボリューム大で、お気に入り。一連の調査が終わったらまた行こ。

 しゃて、今日は猫に起こされずにゆっくりと寝れるかな?