坊主の家計簿

♪こらえちゃいけないんだ You
 思いを伝えてよ 何も始まらないからね

苦手

2009年06月01日 | 坊主の家計簿
 ふ~、っと。
 法務局に提出する書類に目を通しながら「なんや、意外と簡単やんけ」っちゅう事が解って一安心。
 なので、ご近所散策。
 昨日見つけた銭湯へ向かう。学生街でもあるので同じく銭湯を目指す人が多く断念。よって、ご近所散策をしながらウロウロと。
 
 発見した事
 1 近所のツタヤは意外と小さい
 2 銭湯は充実している
 3 飲み屋は山ほどある。

 っちゅう事で、担々麺の店で食べた後に、立ち飲み屋みたいな店で飲んでマッタリしてご近所銭湯へ。
 エエ感じのご近所リゾート。まだまだ探検しがいがあるし、楽し、楽し♪

 んが、疲れる。。。
 『楽し♪』は旅行の『楽し♪』であり、旅暮らしは疲れるのだ。今日も出かける時に「あ、免許忘れた」だの「あ、小銭入れ忘れた」だのと、部屋での置き場所が確定していないので、いちいち考えないとダメなのだ。これは疲れる。
 まあ。これも毎度の事である。引っ越しは20回近くしている。なので慣れっこなんだが、やはり毎回疲れる。

 前も書いたのかな?忘れたが。
 『生まれて来た』
 当然、初めての事である。初めての事だから、周囲に気を使う。周囲に合わせようと思う。周囲からもそれを求められる。
 いちいち物事を考え、いちいち疑ってたら疲れるし、しんどい。
 でも、それが『生きている』っちゅう事だとおもったりもする。

 『苦』=『思い通りにならない』
 
 いつの間にか慣れ親しむ。生きている事が『苦』にならない。
 娑婆が娑婆にならない。
 他人が他人にならない。自我拡大になる。そして安らぐ。


 「結婚生活は愛憎の世界じゃ!」
 と、とある先輩より指摘された。
 愛憎の中だからこそ、念仏申す生活が始まる。

 今は諸々の生活環境の変化の中で『気を使っている』状態。気を使う事が多く、疲れている。旅暮らし。
 それが落ち着くと、まあ、愛憎の生活が始まる。始まって頂ける。

 今、こうしてネットしている部屋は衣装部屋。小さなスペースで扉一枚向こうは本堂。うちの寺、小さいし。

【現世の世を暮らすべき方法は、念仏がとなえられるように暮らしなさい。念仏のさまたげにきっとなりそうであるならば、どんなものでも、あらゆるものを嫌い捨てて、これをおやめなさい。いうなれば、聖の生活をしていて、念仏が申されないならば、妻をめとって申しなさい。妻をめとって申されないならば、聖の生活をして申しなさい。】(法然)

 私は他人と一緒が苦手なのだ。