エピローグ

終楽日に向かう日々を、新鮮な感動と限りない憧憬をもって綴る
四季それぞれの徒然の記。

「からまつ」新年句会

2014年01月10日 | ポエム
今日は俳句結社「からまつ」の新年句会である。
聖蹟桜ヶ丘駅近くが、会場である。



「俳句雑誌「からまつ」の表紙の題字である。

ほとけ泥鰌句会からは、4人が参加する。
自分の句会以外からの参加を得て、合同句会を運営するのは大変である。
けれどその運営から、俳句に関する多くの学びがある。

投句の仕方。
清記の仕方。
披講の仕方。
点数付けの仕方。

様々な仕方を学べるのである。
その仕方こそが、俳句を詠む姿に通じるのである。
言い換えれば、自分の詠んだ句も当然だけれど、他者の詠んだ雲大切にする姿勢である。



合同句会では、普通だけれど自分が選句して天賞とした方に色紙か短冊を用意しておく。
書が苦手の場合、500円程度の商品を用意する。
写真俳句の方もおられる。
自分の写した写真に、自分が詠んだ句を書きいれて額装するのである。

今回、ぼくは短冊を用紙した。



「玩具箱埃の重さ独楽眠る」
の句とした。

この一枚を書くのに、大分書き込んだ。
枚数にして、二十枚程度は練習しただろうか。
あまり下手では、差し上げた方に申し訳ない・・・。



予備として、もう一枚用意した。

「陽傾け足首きりり深落葉」
の一枚である。
落款は、自分で刻した「人」である。

これらは、当然の努力である。

さて、これから句会に出かける。
投句は予め終わっている。
ぼくの句は、句友から選句されるだろうか?
自己満足に陥っていないか?
あるいは、写生がキチンと出来ているか?

試練でもある。



      荒 野人