エピローグ

終楽日に向かう日々を、新鮮な感動と限りない憧憬をもって綴る
四季それぞれの徒然の記。

仏の座

2014年01月13日 | ポエム
ホトケノザは、陽だまりで咲く。
畑の端っこでひそやかに咲いている。

その咲き方は、繊細である。



咲くと、ピンクが際立つ。
蕾は赤が際立つのだ。

まるで、その時々を楽しむかのようである。







「黒き土健康の証し仏の座」







今朝は、寒さが厳しかった。



公園の一画にある清掃工場の大きな煙突から、白い煙が吐き出されている。
普段、煙は見えない。

しかし、煙突から吐き出される煙は無垢なイメージである。
白い綺麗な煙なのだ。

白い絵の具が、チューブから絞られたばかりのようである。
この白に何色を混ぜようか?

ぼくは、君の色を混ぜたいのだけれど・・・。




        荒 野人