エピローグ

終楽日に向かう日々を、新鮮な感動と限りない憧憬をもって綴る
四季それぞれの徒然の記。

昨夜は満月

2014年01月17日 | ポエム
昨夜は満月であった。
満月であって、今年一番小さい満月だと言う。



言われてみれば、小さい気がする。
小さいと言っても、比較する星が近くにないのだから「小さいよ!」と言われれば「そうなのか!」と合点する以外は無い。

けれど、やはり綺麗な満月であった。
満月を見上げるのは楽しい。

かぐや姫が降臨するかもしれないと、ワクワク、ドキドキするのである。







「寒月やネオン明るきビルの上」







この空は、今朝7時半の空。
青と鼠色と黒とが、綯い交ぜになった空であった。



午前十時には、曇空というよりも青空に雲が多い。
そんな感じの空になった。

やはり冬の空である。



       荒 野人