エピローグ

終楽日に向かう日々を、新鮮な感動と限りない憧憬をもって綴る
四季それぞれの徒然の記。

民宿の朝食~花オクラ一品追加

2009年09月21日 | 旅行
前に夕食を紹介した。
いかにも・・・民宿である。



山懐(やまふところ)に分け入っていく民宿の入口である。
ここまでのアプローチは懐かしさの道である。
かつて何処にも在った風景である。

ぼくは自分の中でその風景をモノクロにして楽しんだ。



朝食である。


獅子頭を電気レンジで焼いた一品が添えられている。


京都の味噌汁らしくお麩が入っている。
そして「花おくら」の刻みが一品付け加えられている。



花オクラの花である。



この地方では、この花オクラは単なる鑑賞用であったらしい。
こうして食べるのだ!
とぼくが教えたら、ビックリしている。
ぼくのほうがビックリだ。


ところ変われば食文化も変わるのである。
お皿が揃っていない…あるいは統一性に欠けるのが民宿であるらしいのだ。

これも、ぼくの驚いた文化である。
言い方を変えれば「新しい文化の波うちぎわ」に蓬着(ほうちゃく)したのである。




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巾着田の彼岸花

2009年09月21日 | 日記
巾着田・・・面白いネーミングである。



まるで巾着のような地形でしょう。
ここから地名が生まれたのである。

彼岸花が約100万本あまり咲いている。
早咲きエリア、遅咲きエリアと別れていて、長い期間花が楽しめるのである。



赤い絨毯が敷き詰められている。
それも人の膝の位置に花が浮いているのである。

花の中には、様々な色が混じっていて目を楽しめる。

白である。

黄色である。


周辺には、観葉植物が栽培されている。
そして市場にリリースされるのであろう。



「フォックス・フェイス」である。
良く生け花に使われる。

まるで狐の顔のような形をしている。
上手いネーミングである。

この巾着田の場所は、西武線「高麗駅」から徒歩10分程度である。



田園風景が広がっている場所を、高麗川が囲み、かつその内側を彼岸花が染めている。

季節の贈り物である。









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