エピローグ

終楽日に向かう日々を、新鮮な感動と限りない憧憬をもって綴る
四季それぞれの徒然の記。

月下美人の蕾

2009年09月07日 | 日記
月下美人の花だ。
色白美人さんである。
かほり・・・も強く甘い。
魅惑的な花である。



なにより、短命の花であることがひとの抒情を誘うのである。
月下美人の花言葉。
「はかない美」「はかない恋」「繊細」「快楽」「ただ一度だけ会いたくて」「強い意志」である。

なんだか悲恋をイメージしてしまう。



儚い恋、繊細、快楽、艶やかな美人、も花言葉である。

7月19日の誕生花である。



月下美人の蕾が肉厚の葉に着いていた。
この状態では、まだ確実な開花予想ができない。

とにかく夜に咲くのである。

この蕾になったら、開花がほぼ予測できるのだ。



ここの花が咲く日が楽しみだ。






芳香を放つ開花は神秘である。







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                         荒野人

ソバカスソウの花

2009年09月07日 | 日記
ソバカスソウの花をご存じだろうか?
ぼくは浅学にして知らなかった。

マダガスカル原産の花・・・!
いや観葉植物・・・!



これがソバカスソウの花だ。
奇蹟的に二輪だけ咲いていた。

ぼくは何だか嬉しくなってしまった。

ぼくたちの世代だと、ソバカスと言えば「赤毛のアン」だ。
カナダの女流作家・L.M.モンゴメリの作品である。

セント・ローレンス湾内のプリンス・エドワード島を舞台にした連作の第一巻。
男子の養子を希望した老兄妹の家に孤児院から間違ってもらわれてきた少女アンが、失敗を重ねながら、家族や近隣の人々の愛を獲得して健やかに成長していく。

といった内容だった。
このアンがソバカスだらけの顔をしていたのだった。



赤毛のアンのモデルとなった、モンゴメリの従兄の家である。
プリンスエドワード島にいまも在る。



ここがモンゴメリのお墓である。
やはり、プリンスエドワード島に在る。

さて、本題に戻ろう。
なぜ・・・ソバカスソウという名前が付いたのか?
次の写真で良く理解できるはずである。



いかがだろうか?
葉っぱにまるでソバカスのように斑点の模様がある。

その斑点は白いのと赤いのとある。

自然の造形、デザインは、機智に富んでいる。
そして、意外性を持ってありきたりの期待を裏切ってくれる。





因みに、赤毛のアンは続編がある。
続編として『アンの青春』『アンの幸福』『アンの夢の家』などが書かれ、実に22冊に及んでいるのだ。

残された人生の時間、何冊読めるだろうか?




長い人生で初めて知ったソバカスソウの意外性と言い、赤毛のアンの続編の冊数と言い、楽しみがどんどん増えていく。




嬉しいではないか。





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