エピローグ

終楽日に向かう日々を、新鮮な感動と限りない憧憬をもって綴る
四季それぞれの徒然の記。

萩の花

2009年09月02日 | 日記


近所のスポット・パークで萩の花が咲いている。
ピンクの小さなそれでいて確実に秋を告げる花である。

夏から咲いているけれど、やはりこれからが綺麗に咲く季節である。
今までも、この花は紹介してきた。

秋の高い空を背景に咲いている萩は、秀逸である。



昨日は暑かった。
東京では31度を越えた。
明日は、北の高気圧が南下するので、冷たい空気が充満してくれるらしい。
25度になるとの予報。

今日煩く鳴いていたこのセミは、明日生きているだろうか?



スポット・パークはこんな感じである。



涼しくなってくると、親子連れが楽しく遊んでいる。
夜は、滑り台の上に高校生が溜まっている。

地域のミニ公園である。

帰宅途中、ニガウリが垂れ下がっていた。



美味そうである。
チャンプルで調理しても美味しいけれど、天ぷらもいい。
ほろ苦い香りが口中に広がると、食欲が一段と刺激される。

夏の食べ物である。

ニガウリを舌で楽しみ、萩の小さな花を目で楽しむ。



松尾芭蕉に、こんな俳句がある。

  「一家(ひとつや)に 遊女も寝たり 萩と月」

艶のある俳句である。




これからは、目にも舌にも美味しい季節となってくる。
楽しみである。





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