エピローグ

終楽日に向かう日々を、新鮮な感動と限りない憧憬をもって綴る
四季それぞれの徒然の記。

焼肉を楽しむ

2009年09月20日 | グルメ
ぼくはある一晩、焼肉を楽しんだ。
テレビのグルメ番組にも度々登場する浅草の焼肉屋さんである。

厚切りカルビが売りである。



厚いにもかかわらず、箸で切れる軟らかさである。
この肉はレアで食べるのである。

店内はこんな感じである。



壁に貼ってあるのは、タレントの色紙である。
実は、これは無駄であって焼肉の味とはなんの関連も無い。

ぼくはこうして色紙が貼ってあるのは、あまり感心しない景色である。

この焼肉屋さんは「本とさや」さんである。
予約を入れておいたほうが良い。

因みに、徳上カルビで2,500円。
大体一人当たり6,000円を計算しておいたほうが安心である。



焼肉とは罪な食べ物である。

その美味しさに没頭してしまうのだ。
その結果大事な事を話すタイミングがぼくの手の中から滑り落ちてしまう。

聞き上手にもなれなかった。
せっかくの機会だったのに・・・と反省することしきりである。



改めて、美味しさは罪である!
と知ったのである。







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                  荒野人

彫刻の森~富士見高原

2009年09月20日 | 旅行
彫刻の森は今頃からが見学しがいのある佇まいを見せるのである。
石と、木々のバランスが調和してくるのである。

富士見高原の彫刻の森は、下界を見下ろすことができる。



この高度が適当である。

彫刻の線が鮮やかに脳裏に刻み込まれる。
線と線のエッジを風が吹き渡っていくのである。

風は時に屈み、時に胸を張るように、あるいはまた反り返って流れる。

風の肢体が見えるのだ。



この際、モチーフなどはどうだって良いのである。
自分がその石の塊をどう捉えるのかである。
その石の削られた面に、いかに自らを投影できるのかである。



風が遊んでいるようだ。
ぼくもその風と一体になりたいものである。

恥ずかしがって、胸を隠している裸象があった。



だがしかし・・・見る角度を変えればこの通りである。
林の中では、隠しようもないのだ。



母性を漂わせた彫刻である。
母性の豊かさと、温かさが伝わってくるではないか。

百合の花の季節なら、この彫刻群と一緒に楽しめる。
いま、赤トンボが舞い、長袖にもう一枚必要である。

ここは、もう冬支度を急いでいるのだ。
風の匂いがそれを伝えている。






彼女も、寒い季節を迎えようとしている。









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