確か私が五十歳頃の事だったと思いますが、『安岡正篤』と言う東洋政治学・人物学者の書いた本に、『男子は五十になったら易を読め』との言葉に手にしたのが、この本『易と人生哲学』 これが私の『内藤易』の始まりでございます。
で・・私のプロフィールにも『趣味・易』 『尺八』 そして『お茶・お花・お料理の花嫁修業』と書く様に。 しかしどれもこれも皆んな自己流中途半端、花嫁修業にいたっては、ただお茶を引くだけの『茶」、春のお花見のバカ騒ぎの『お花』 旨いものを喰うだけの『お料理』
半端ついでに『内藤易』でお付き合い下さい。
出た卦は『巽為風・ソンイフウ』 キーワードは『柔軟無比』 巽は風を表します。 この卦は、風『巽』が二つ重なった形で、そよそよと吹き廻る風。風は物に出遭えば柔らかく身をよけて吹き過ぎます。また『巽』とは謙遜の巽の事でもあり、『へりくだる』『譲る』事でもあります。『風』はまたどんな隙間にも入り込んでゆく。 そこから『巽為風』の卦象は、どんな仕事にも人間関係にも柔軟な適応性を持たねばならぬと警鐘を鳴らしています。
なぁ~て、偉そうな解説を書いてはおりますが、これもこの本『中国の思想ⅤⅡ 易経』のほぼ丸写し・・・これが『内藤易』の正体。
ところで『尺八』の事なんですが、心を新たにここのところ毎朝『尺八の本曲・峰の月』を猛練習中。 次回来年4月16日の『第41回・演歌十八番』ではオープニングの幕開きとともに紋付き袴姿で独奏しちゃいます。 乞うご期待!