陰湿な歌で衝撃的なデビューを飾った『藤圭子』の『新宿の女の歌碑』が、こんな淋しいお寺の境内の片隅にひっそりと佇んでいます。新宿の歌舞伎町とは言え、その端の端で繁華街とは言えない住宅街の中にあるお寺です。人っこ一人誰も居ませんでした。
藤圭子は1951年生まれ、生きていれば63歳。 『新宿の女』でデビュー以来、『女のブルース』 『圭子の夢は夜開く』 『命預けます』 『京都から博多まで』・・・と出す曲出す曲が空前の大ヒット、昭和の歌謡史に残る記録的な数々の受賞歴を誇っている歌手ですよね!
この歌碑は、新宿歌舞伎町の『花園神社』の境内にあります。最初の歌碑『新宿の女』のウラ淋しいお寺の境内と違って、新宿の代表的な神社の境内です、如何に『藤圭子』が新宿の夜の世界に生きる女たちの心情を歌いあげ、彼女たちの共感を得たが、この歌碑を見ただけでも良く分かります。
人の噂も75日とは良く言ったものですよね、『藤圭子さん』が、新宿の高層ビルから『飛び降り自殺』した日の8月22日から、今日で丁度75日になります。
あの日の朝の衝撃的な『飛び降り自殺』のニュースに続いての何日間は、『藤圭子関連』でテレビ・ラジオ・新聞・雑誌で持ち切りでした・・・が『人の噂も75日』今や全く過去の事。 流行歌、流行り歌・怨歌の女王の末後はこんなものかと思うと『藤圭子さん』が憐れに思います今日この頃です。
さて、今夜は何処かで『新宿の女』でも歌って来ますか・・・・
『人の噂も75日に』当たっていますよね!
新宿の夜の蝶を歌った彼女らしいですよね!・・・改めて、合掌!
『神田川』の歌碑が・・・ 皆さん、気付かずに素通りですが!
それとも、当時は『歌碑ブーム』だったのかしら・・・
亡くなった『藤圭子さん』の哀れを誘いますね! 合掌です